きまやのきまま屋

日常、本、映画、猫のこと。主婦で趣味人のきまやがきままに書いてます。たまにライター。

2014年上半期の読了本から厳選23冊(前半)

昨日、こんな記事を読みました。2冊しかカブってなかった&『聲の形』が気になる。

 

2014年上半期発売のおすすめ本12冊 - ぐるりみち。2014年上半期発売のおすすめ本12冊 - ぐるりみち。

2014年も半分が終わりました。2014年も、半分が、終わってしまいました!2014年も!半分が!終わってしまばばばばー!!(錯乱)ちょうど良い区切りの時期とい...

 

そうか、もう一年の半分終わってしまったんですね…。実感ないな…。

それでも読書量は半年分積み重なっているはずなので、私の今年上半期の読書を振り返ってみたいと思います。

 

私が今年上半期に読了した冊数は60冊でした。(マンガ含まず)

ブクログや読書メーターをしていないのにどうして分かるのかというと、私は本を読んだら「読了ツイート」をするようにしているので、twilogを見に行って「読了」で検索をかけるといいのです。このやり方楽なので、オススメ。

 (ただこれだと、だいたい「読了」はできないマンガを含めないことになってしまうんだけどね…)

 

人と比べたらどうなのかは分からないけど、個人的には量はかなり減っています。こうやってブログ書いてるし。

その分厳選して読んできた、と思う…。面白かったものを振り返ってみたいと思います!新刊、フィクションが多いけどたまに違うのが混ざっている感じで23冊。

の、前半。 

 

地上最後の刑事 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

地上最後の刑事 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 

ディストピア&フーダニット&ハードボイルド!数ヶ月後に小惑星がぶつかって人類が死に絶えると言われているアメリカで、起こる殺人と滑稽な騒ぎたち。

これシリーズものらしいので、続き待ってます。

 

100ページの文章術 ?わかりやすい文章の書き方のすべてがここに?

100ページの文章術 ?わかりやすい文章の書き方のすべてがここに?

 

 理系の大学教授が書いていて、まさに理系の人に良さそう…何より分かり易いので、内容が題名を裏切ってない誠実な本。修飾語のところが勉強になった。あと、しれーっと例文が面白い。

 

みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)

みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)

 

理系すぎて『星を継ぐもの』並みの読みにくさかと思いきや、一人の思考に終始し続けるから理解は追いついたけど、単語の意味はだいぶ分からず。ここまでいくともうこれが文字である意味が分からない。

 

雨のなまえ

雨のなまえ

 

いつも窪さん作品はヒリヒリするけど、これはヒヤヒヤというか…オチが怖いのもあって迫力のある脱力感。短編いくつかなんだけど、主人公に共感できる立場の人が読んだらどんな気分になるんだろうか。「雷放電」「ゆきひら」らへん、男性はどう読むのか。

 

骨を彩る

骨を彩る

 
 

 表題作はないけど、すごく全体にぴったりな題名だった。男も女もみんな足りない骨があって、でも彩りもあるんだという希望。連作短編集は正直言って食傷ぎみなんだけと、瀧井さんが宣言するように、彩瀬まるは本物だ。

 

暗黒女子

暗黒女子

 

女子校の文学少女たちが、殺人事件の謎解きをネタにしながら闇鍋をする話。「嫌ミス」(いやーな気分になるミステリー)として優れている。いやーな気分になれたよね…。朗読形式なのが視点の転換にすごくきいていて、何が本当のことなのか分からなくなる。うーん、今だに細部はよく分かっていない気もする。ひっくり返しひっくり返し続きだもの。

 

私のなかの彼女

私のなかの彼女

 

母から娘への「どうしてちゃんとできないの。どうしてちゃんとしてくれないの」は世の中で最もたちの悪い呪いだと思いつつ、母の気持ちも分からなくはない…。評判通り重く面白かったけど、もう少し長くてもいいのに角田さん。

 

問いのない答え

問いのない答え

 

 ちょっと感想まとまらない。すごーくよかった。場面転換がするするしてて不思議で、時事問題たくさん入ってて、よい表現たくさんあったよ。豊崎さんが褒めるのよく分かる。

 

仮想儀礼〈上〉

仮想儀礼〈上〉

 

 物書きになりたくて仕事辞めちゃったのに出版できなかった男二人がなぜか宗教を始めるという。成長してからの弾圧や節税(脱税?)話が面白くて、後半カルトになっていく中の女たちの様がよかった。人間の脳って不思議。女は仏になれない、とのこと。

 

ペテロの葬列

ペテロの葬列

 

始まり方が不思議だなと思っていたら、違うことの伏線だった。広がり方がすごい上に重層的なまさかの展開で、杉村三郎シリーズはやっぱり好きだな。私生活そんななって、思わず叫んだ。これは次回から小説の種類変わるのかしら。

 

数学的にありえない〈上〉

数学的にありえない〈上〉

 

 制御できない病気になった数学者がある能力に目覚める。CIAの女性工作員がスパイしてたり権力者が数学者を狙ったりと、科学とサスペンスてんこもり。下巻の伏線の回収で驚き続けた〜。そして「すべてのとき」の描写が面白かった。

 

地震と独身

地震と独身

 

「震災後、独身者はどうしていたのか」がテーマのインタビュー集。ボランティアの話から震災婚や震災離婚の話、仕事を続けた人や新しく始めた人、独身者の方が身軽だったという話、「絆」は「ほだし」とも読むとは知らなかった。

 

 

長くなりそうなので一度切ります!こちらは前半ということで…。

オススメはガチガチのSFみずは無間』か、大江健三郎賞受賞作家・長嶋有が震災を書いたゆるいけど問題作な『問いのない答え』か…ヒリヒリしたい女性は窪美澄と彩瀬まるに注目しながら、あえて角田光代の河合隼雄物語賞受賞作品・『私のなかの彼女』とかいいのでは?

 

みなさんの読書の参考になれればうれしいです。

 

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