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きまやのきまま屋

日常、本、映画、猫のこと。主婦で趣味人のきまやがきままに書いてます。たまにライター。

ストーカーかもしれない、違うかもしれない、私には分からない。

雑文・日記 生活

こんな記事を読みました。

悲鳴を上げることすらできない - ある精神病患者の一日

 

本文の中に過去エントリーへのリンクがあるのですが、今回それを読んで「経験談を語ることで人に注意喚起を促すことができるのかもしれない」と思いました。

そこで、私が犯罪被害に遭いかけた、かもしれない、でも違うかもしれない…と悩んでいたことを書いてみようと思いました。

(c71さん、このような言及がご迷惑でしたら削除いたしますので、おっしゃってください。)

 

ただ、人の話を読んでから「私はこんなことがあったよ!」と声を上げるのは、「私はもっと辛い思いをした」みたいな自虐自慢になりそうで、微妙な記事かもしれません。しかもこの場合「もっと辛い」どころか、全然レベル的には浅い話です。

不愉快に思うかもしれない方は読まないことをおすすめします。

 

 

 

そもそも、私の場合は未然に防げました。そして実際には、相手方に悪い思考があったのかも定かではありません。実際に酷い目に合った人は沢山います。友達にもいます。

ただ私の場合は「機転をきかせることで未然に防げた」のかもしれない例なので、誰かの何かの参考になれば、と思います。

 

去年の夏の、三日間だけの話です。

 

月曜日、私は夕方4時頃に日課の買い物兼散歩に出かけました。すると、目的地のスーパーの近くで一人の男子中学生とすれ違いました。

学生服を着ていて、顔が幼かったので中学生だと思いました。身長は私よりも高くて160cmくらいあったと思います。学校帰りの、よくいる普通の中学生に見えました。

その時その男の子は私をよけてくれなかったので、私がちょっと大回りをしてよけました。しばらくすると、その男の子が今度は私を追い越してきました。追い越しざまに顔を数秒覗きこまれました。知り合いではありませんでした。

その男の子は私を追い越した後、Uターンしてきてもう一度私とすれ違いました。今度もよけてくれませんでした。

何か動きが変な子だな、と思いましたが気にはしませんでした。

 

火曜日、同じくらいの時間にまた出かけました。すると、目的地のスーパーよりも自宅マンションに近い場所で昨日と同じ男の子を見かけました。

昨日とは違う方向の道からその子は歩いてきたけど、そっちは人が通行する道じゃなかったです。車しか通れない国道から降りてくる形でその男の子は歩いてきて、私が左に曲がる角の正面でなんだかブラブラしていました。

私はいつも通り左に曲がりました。すると男の子が同じタイミングで右に曲がり、同じ道を通ることになって少し接近しました。幅が3mくらいの狭い道で、相手との距離は30cmくらいになりました。

私は早足でスーパーに歩きました。

買い物を終えて帰っていると、最初と同じ場所にその男の子がいました。角を曲がって歩き去ったはずなのに(角を曲がった後は私の方が先を歩いていたので、その男の子がどう歩いたのかは知りません)、最初にいた、歩行者が通るには不自然な場所で立ち止まってこちらを睨むように見ていました。

何をしているのかな、と思いましたが深くは考えないようにしました。

 

水曜日、その日はすごく暑かったので買い物の時間を遅らせました。でもあまりに遅れて6時くらいになってしまったので、少し急ごうと思って歩くのはやめて車で行きました。

スーパーで買物をすませて、帰ってきました。

我が家はマンションの一階が全部に駐車場になっているんですが、その駐車場の中の、私の車を駐車するスペースの前にその男の子が立っていました。

フロントガラス越しに目が合いました。私はびっくりしたけど、車を駐車場に乗り入れました。その男の子がいる場所は私の車が通る場所なので、どいてくれました。私が車を駐車しているうちに、その男の子はいなくなりました。

 

でもここまでくると、もしかしたら何か目をつけられているかもしれない、しかも相手は私のマンションを知っていて、どの車が私の車なのかも知っている、と思って怖くなりました。

だから私はそのまましばらく車の中にいて、音楽を聴いたりして10分くらい時間を潰しました。その間に帰ってくれるだろうと思ったので。

それから、通りに面していないマンションの住民しか知らない通路を通って、マンションの玄関に向かいました。

マンションの玄関の前にその男の子がいました。

私はびっくりして、立ち止まりました。

その男の子は、通りに面している方の駐車場からの道を見ていました。けれど私が違う方向から現われたので驚いた顔をして、くるっと後ろを向いて走って行きました。でもそちらは車しか通れない道なので、そっちに用がある人はいない道です。

 

 

夫が帰ってきてから、この三日間のことを話しました。いくつか確認をされました。

「今日はいつもより二時間遅い時間だったけど、同じ人に会ったんだね?」

「うちのマンションに中学生はいないよね?」

「昨日は道で立ち止まっていて、今日は駐車場の中にいたんだね?」

「車の中で時間を潰したけど玄関前でまた会って、すぐ走って逃げたんだね?」

「何度も目が合ったんだね?」

それってもしかしてストーカーというやつじゃ…という結論でした。私もそんな気はしていたけど、でも相手は中学生だし声をかけられたわけじゃないし…と、自分で断言するのは憚られました。

私はもともと自意識過剰なところがあるので、知らない男性とはほとんど話しませんし傍に寄りません。話したこともない人から付きまとわれるなんて考えたことがありませんでした。しかも私はもう30過ぎているので、ナンパもされなくなっていました。

 

ストーカーかもしれないけど、でも相手は中学生だし…学校帰りだっただけかも…でもマンションの敷地内にいた…なにあれ…と私がうんうん悩んでいたら、夫が離れ業を見せてくれました。

 

なにをしたのかというと、即座に地元の中学校に電話をしました。私は知らなかったんですが、この近所を歩いている中学生なら、かなりの確率でその中学校の生徒なんだそうです。

もう9時近かったんですが電話に教師の方が出たので、ここ三日間のその生徒の行動を詳しく話していました。私は横で聞いていました。

夫は言いました。

「別に何かされたわけじゃないし、ストーカーだって決めつけたいわけじゃないんですけど、その子はマンションの敷地内に入っていたんです。うちのマンションってあんまり治安がよくなくて、車上荒らしとかあるんですよ(これは事実)。もし今度車上荒らしがあるような時にその子が出くわしたら危ないですよね。

そしてもし明日にでもまた車上荒らしが出たら、僕たちは警察に「そういえば昨日マンションの住民じゃないのに、中学生が駐車場にいました。その子はよくこのあたりをブラブラしています」って証言すると思います」

 

こいつ、神か…!?と思いました。

 

夫が頭がいいのは知っていたけど、こんなに機転がきくとは思ってなかったです。

 

教師の方も生徒をストーカーと決めつけることには難色を示して色々反論してきたようなんですが、結局は「放課後に他人のマンションの敷地内でブラブラしている」ということについては確かに問題なので、生徒たちに注意を促しておきます、と約束してくれました。

こちらからしたら「寄り道しないで帰りなさい」と言っていただくだけでもありがたいことです。

 

学校で何があったのかは分かりませんが(こちらの住所と電話番号は伝えましたが、学校からはその後連絡はありませんでした)、次の日からはもうその男の子には会っていません。ていうかその週はもう学校があっている朝の時間帯に買い物に行くようにしたから、会いようがなかったんですけど。

でもあれから、この一年間見かけていません。

 

本当のところは今でも分かりません。あの男の子が何を考えていたのかも。もしかしたら私が知り合いに似ていたから確かめたかっただけとか、そういうことかもしれません。

でも一方で思うのです。

もしあの男の子が私のことをもっと若い人だと勘違いして、何か邪なことを考えていたら。もし好戦的な性格で、武器などを持っていたら。毎日会っていたからストーカーかと思ったけど、あれがもし何かの下見だったとしたら。

 

 

前の記事で「一時期地元の中学生に付け回されたことがあったので…。夫を連れ回して外出していたら消えてくれましたが」と書いたんですが、あれはフェイクですすみません。ネットに詳細に書いたらよくないような気がしたので…。

でも今回思い直して、書いてみました。

 

何があったわけでもない私の例から言えることは、少ないと思います。私自身、あれが何だったのかまだ分かっていません。

ただ、あれをストーカーだと決めつけて警察や学校に申し出たところで、相手にされないレベルの話です。そこを「うちのマンションに近づいたら車上荒らしに遭遇するかも。ていうか容疑者になるかも。」と話の矛先を変えて教師に伝えたのは、夫の機転によるものです。こういうことも自衛のひとつである、と思います。

私自身が思いつくことができれば、自分で電話することもできたと思います。

 

突発的な犯罪被害に遭うことはある意味防ぎようがなく、そういう時には電話一本で何か状況を変えることなんて不可能なんだと思います。そういう体験をされた方には、心からお見舞いを申し上げます。

けれど何か身の回りで不可解なことが起こっている時、それを放置せずに矛先を変えてどこかの誰かに話を聞いてもらうこと、機転をきかせること、の大事さを思い知りました。 

 

 

学校側からしてみたらクレーマーみたいなものだったと思います。更に教師の方を脅すような真似をしてしまって申し訳なかったのですが、車上荒らしがあった時には警察が来て、事情聴取を受けて不審者について尋ねられるのは事実なので、そこはかんべんしていただきたいと思います…。

 

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