※これは2014年の記事です。最新の人気作家サミットについては記事の下部に!
人気作家サミット@王様のブランチ
『王様のブランチ』で2週に渡って「人気作家サミット」が放送されていましたね!
出演者は、朝井リョウ・西加奈子・川上未映子・中村文則・和田竜。合わせたらすごい売上部数になりそうな顔ぶれです。
川上・中村がネガティブチーム、朝井・西・和田がキラキラチーム。
(敬称略でいきますよ)
私は主に中村文則萌えしながら観ましたが、一番おもしろかったのが朝井リョウだったので、彼の発言をまとめてみます。
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(「みなさんは仲がいいんですか?」)
朝井:「西さんがパーティーピーポー的に人を集めてくれる」
西:「アホみたいやん!」
朝井:「アホとは言ってない」
(「作家はモテますか?)
和田:「朝井さんはモテると思う」
朝井:「それは作家とか関係なく僕に魅力があるから?」
和田:苦笑
(「給料はいくらですか?」)
朝井:「印税は大好きですけど印税っていう言葉は嫌い。だって「税」って入ってるんですよ?なんか搾取してるみたいじゃないですか。買ってくれた人から。」
川上:「なんかすごい…行き届いてるわね(笑)」
西:「印税は確かにちょっとそうやなー!」
朝井:「法人化されてますか?」
和田:「法人化しています」
西:「なんちゅう話…」
(「なんで小説を書いているんですか?」)
朝井:「10秒だけ天才ごっこしていいですか?『物心つくころから書いていたから理由が分からないんですよ~』」
西:「腹立つ(笑)」
(「作品のアイデアはどこから?」)
朝井:「喜怒哀楽でいうと「怒」とか「違和感」から物語のタネを見つける」
(「職業病はありますか?」)
一人だけ本屋に行かないという朝井。
朝井:「文芸特集とか組まれている雑誌も読めない。『この人にはこれくらい面積が割かれている…!』とかすごい考える」
川上・中村:超びっくり「嘘でしょ?!」「本当に?」
朝井:「せっかく自分がなりたい職業になったんだから、本でいちばんになりたい」
川上:「直木賞獲ったくらいではダメ?」
朝井:「ダメダメダメ」
中村:「いろんな評価体系がある…」
朝井:「いろんな評価体系が全部自分にきたらすごくよくないですか?」
中村:「スゲエ!めちゃくちゃ驚いた!」
(ここの中村文則が可愛い)
朝井:「不器用がカッコイイみたいな時代を終わらせたい」
その他おもしろかったところ、ツッコミどころ
・川上未映子の家に「書生にならせてくれ」って来る人が多い話、あれですね、あべちゃんもいるからあの家にいたら小説書けるようになれそうな気がしますよね。住み込むだけじゃ無理でしょうけどね。でも住んでみたい(←迷惑)
・西加奈子がお団子の位置を変えたきっかけの話、罪な書き方をしたライターさんがいたものですね…。
・朝井リョウ村田沙耶香好きすぎるやろ。結婚フラグですか?彼がオススメしていたのはこちら。
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・川上未映子が作家業を終身刑と言い放ったところ。
個人的な感想
・和田竜はもうちょっと振りきれたら『モテキ』の墨さんみたいになりそう。
・あー、中村文則が可愛い(年上だけど)
・川上未映子きりっとして憧れる…。西加奈子はもはや仙人だと思っている。
・「オシャレ女子から絶大な支持を得る西さん」っていう煽り文句はどうかと思う。
・朝井リョウが「不器用がカッコイイ時代を終わらせたい」って言ってるのって、ふるいっちゃん(古市憲寿・社会学者で朝井と仲良し)が朝井リョウのことを「リア充」「さわやか」って言いすぎたから、逆コンプレックスでこじらせちゃったんじゃないですかね…。
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朝井リョウの直木賞受賞作はこちら。
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私は朝井リョウが『チア男子! !』書いた時から「一生この人についていこう!」と思っていたんですけど、最新の2作読んでいないことに気がつきました。あれですよ、もう朝井さんは私が応援しなくてもだいじょぶだよねって思っちゃうパターン。
インディーズの頃から応援していたバンドがめでたく売れてメジャーデビューして、手が届かなくなって、でもそこで「私は前から知ってた」ってよく分からないアピールはしたくもないけど、ちょっとそれから応援には積極性を欠いてしまうのと一緒です。多分。
個人的には、次は西加奈子と山崎ナオコーラの対談が観たいです。西さんのナオコーラらぶな感じをこの目で観たい。作品に出しちゃうくらいの愛ってどんな感じなのか気になります。
色々なエッセイで読んだんですけどあのへん、仲良し旅行メンバーみたいなんですよね。そしたら島本理生と加藤千恵もいて、かなり楽しいと思います。
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