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嘉穂劇場に行ってきた!レトロさ満載のアットホームな「芝居小屋」

嘉穂劇場ってこんなところ

嘉穂劇場って知ってますか?

福岡県飯塚市にある「芝居小屋」です。

椎名林檎がライブしたり(2000年7月)、大雨による水害で水没したり(2003年7月)して、なにかと話題です。

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ジャケットにも「飯塚嘉穂劇場」って書かれていますね。

林檎は福岡出身だし、なんか昔から時代錯誤なところがあるし(褒めてる)、すごく好きそうだなーと納得。

1931年昭和6年)、当時の嘉穂郡飯塚町で伊藤隆により設置される。前身は1921年大正10年)に大阪・中座を模して建てられた木造3階建ての「株式会社中座」であり、1928年(昭和3年)に焼失し、翌年に再建されるも1930年(昭和5年)の台風で倒壊した。翌年、嘉穂劇場として再々建される。

嘉穂劇場 - Wikipedia

 

とにかく古くからあるのです。

そしてこの建物が国の登録有形文化財に登録されているとのことで、前から行ってみたいと思っていたんです。

で、行ってきました!

 

玄関

嘉穂劇場 看板
通りに面した看板はしょぼいです。他にも入り口あったのかも…。
 
劇場の前に駐車場があるけど、少ないので、周辺にたくさんパーキングがあります。飯塚の文化発信地・コスモスコモンも近いです。昔そこで詩の朗読をしました(笑)
 
 
嘉穂劇場 外観
はい、劇場アップ。朱色が効いていてもう見るからにレトロ!
 

一階

中に入ってみると、まず入り口で靴を入れるためのビニール袋を渡されます。そこで靴を脱いで、袋に入れて席まで持っていくシステム。
中に入ると
 
嘉穂劇場 内装
重そうなカーテンとか
 
嘉穂劇場 内装
時代を感じる提灯とか
 
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よく分からない音頭の案内とか
 
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大入の看板とか
 
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またまた大入の看板(豪華版)とか。時代と歴史を感じまくりです。
 

二階 

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二階へ上がる階段がじゅうたん張り、劇場の天井は木でした。
休憩時間に二階を覗いてみたところ、こちらは枡席になっておらず。二階後ろの自由席は畳だけど座布団はなし?
 

座席は?

一階中央部は全部枡席で、二人並んで三列、6人ごとに座るスタイル。座布団は一人一枚用意されていました。

席が「ち」の◯◯番だったので「あ、い、う、え、お……た…?」って探していたんですけど、全然分からず。

劇場のお兄さんに聞いたら「いろはにほへと、ち…なので」と言われました!

そっちかー!数え方そっちか! 

 

いろはにほへと/孤独のあかつき

いろはにほへと/孤独のあかつき

 

 

席はちょっと狭い…夫(巨体)が窮屈そうにしていました…。

 

一階の横端っこには椅子が用意されていたので、楽に座りたい人はこっちの方がいいかもしれません。枡席、そもそもたどり着くのが大変です。木枠をまたぎ、人をまたぎ、気を使います。

これは公演によるかもしれないです。

 

これだけレトロだと音響は期待できないかもって思っていましたが、そこは水没から立ち直る時に一緒に新しくされているのか、はたまたこだわりの作りなのか、けっこうよかったです。

スピーカーも各所にあるので、すごく聞き取りやすいです。

昔のスケッチ 

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左端に書いてある日付は「76年」です。見た感じ、変わってないですね!
朱色部分が増えたかな?
 

水没時の様子 

2003年7月に水没してしまった時の写真も飾られていました。人の身長分くらい水が来ていますね…。
 
 

桂文枝さんの落語に行ってきた!

桂文枝独演会ポスター

これに行ったんです。

 

 
劇場正面に同じポスターがある、でもでっかい、と思っていたら… 
桂文枝独演会ポスター似顔絵
こっちは似顔絵でした!凝ってる!

 

女性関係で一時期は週刊誌を賑わせていた文枝さん、それもネタにしてました(笑)

古典じゃない落語も面白いですね。3本聞けたので、大満足!

 

桂三枝大全集?創作落語125撰?第1集「ゴルフ夜明け前」「ロボ・G」

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嘉穂劇場・所在地(アクセス) 

 

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