個人の体験談と、今からライターを始めたい人向けの話ですが、私のお仕事の取り方も書いているので、すでに始めている人もぜひに~。
ライター6年目になりました
地味にキャリア長めになってきた、きまやです。
ライターという職業、賛否あるところですよね。なぜ単著を目指さないのか?とか、自分でサイト作った方が割りがいいのでは?とか。
ただ私にはこのブログがあるし、単著を書くほどの専門性がないこともあり、ライターを続けています。
ささやかながらもライター業をやっていて、書くことが好きだし調べ物が楽しいし、インドアなので家でできる点も気に入っていて。(取材に出たり文献探しに出たりはあります)
こういう人、けっこういるんじゃないかなぁと思ってるんですよ。
お子さんがいらっしゃって、一緒にいたいから在宅で仕事がしたい人はもちろんのこと、通勤やら化粧やらしたくない!って人も。
書くことが全然苦じゃない人も。
あまりオススメするとライバルが増えてしまうんですけどw、仲間が増えたら嬉しいし、ライターを天職と思ったり一時しのぎでお金を稼ぎたいという人の選択肢になれたりしたら、とても嬉しいとも思ってまして。
折りしも世間は、副業ブーム。
「副業解禁」で壊れる日本の「カイシャ」:日経ビジネスオンライン
まず副業でライターでもしてみようかな?という人に向けて、書いてみます。興味があればお付き合いください。
前は普通にパートしてた
私は結婚してから、ラーメン屋でラーメン作ったり、テレアポで商品を受注したり、く◯んで子どもに勉強を教えたりしていました。(CMで、く◯ん行くもん!って歌ってるやつです)
子どもがいる人にはく◯ん良いのですが(自分の子どもには教材がタダになって、放課後ずっと同じ場所にいられるので)、私には子どもがいないままだったので、楽しいとはいえこのパートを続けていていいのかな?と2年目くらいから思い始めたんですよね。
(あと、経営者になったら上納金とかあるらしく大変そう…)
そこで出会ったのが、今はだいぶメジャーな存在になっている、クラウドソーシング。
クラウドワークスとランサーズに登録して、ライター見習いから始めました。
あっという間にパート代を越えた
書くことが苦にならないのでパートの傍ら真面目に仕事していたら、始めて1年たたないうちに、ライター業での収入がパート代を越えたんですよ。
そしてそのパート先が人手不足で、一度座ったら5時間、1ミリも動けないような状況が続き始めたこともあり、ギックリ腰になっちゃって。
コルセット巻きつつ働いていたんですけど家事にも支障が出るので、これはライター業の方が向いてるなーと思って、パートは辞めました。
腰痛がなければ両立できていたかな、とも思います。どちらもしていれば安心は倍ですからね!体が強い人にはとてもオススメのコース。
副業ライターって稼げないとも言われるけど…
ずっとクラウドソーシングをしていたんですけど、まあ、収入はじわじわと増えつつ、限度はありました。
専門性のある記事が書けたら、クラウドソーシングだけで大丈夫だと思います。(でもほら、私ってこんなんですからね…書き散らすスタイルで…)
前職次第ですね。専門職に就いてらした人は強い。何も専門がないよっていう私みたいな人は、クラウドソーシングを下積みとして使うのが賢いかと。(使い方あとで説明します)
今はクラウドソーシング卒業して、直接お仕事いただくことが多いです。
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私の仕事の取り方
誰でもできるわけではないかもしれないですが、私のやっている仕事の取り方を初公開〜!
ブログを読んでくれてた人からツイッター経由で
これが多いです。ブログもツイッターも半分以上、いや8割近く趣味なのですが、逆にそれが良かったというか。
人柄を分かってもらえていたら、フォロワーさんの周辺でライター仕事が発生した時に、書きませんか?とお話をいただけます。
こちらから書かせてください!って言うこともあります。相互フォローの方だとこちらも安心だし。
ツイッター経由で、記名も無記名もお仕事もらえました。ありがたや。
そしてツイッターもブログも押さえられているので、絶対にバックれられません。そういう信用にもなってるかと思います。
外注ライターを必要としてそうな人に会いに行く
2番目に多いのが、こちらからリアルで出向いて行くパターン。(ツイッター経由の場合は、一度も会わないままお仕事始まることばかり)
このブログ、大半が趣味とはいえ、広告は貼らせてもらってるんですね。(そういうの嫌いな人はリンク踏まないでくださいね…!)
だから、広告主さんといくつか提携させてもらってて。で、広告主さんが無料で開いている勉強会に呼んでもらえたりするんです。
そしたらそこには、ガッツリと本業でサイトを作っている方々がウヨウヨ…!
そこで「実は私ライターなんです☆」って言うじゃないですか?
クラウドソーシング時代の業績がまとまって表示されているマイページを見せるじゃないですか?
真面目にやってたから、高評価いただいてるじゃないですか?
百発百中、お仕事もらえます。
もちろん相手を選ぶことは重要です。
縁を大事にしたい人は、まず隣に座った人に話しかけてみたらいいかと。私の場合はリアルでは年上女性に優しくしてもらえることが多いので、相手の雰囲気など見つつ女性にばかり話しかけてます。
途中からは、仕事相手として組むなら自分とタイプの違う人が合うのかなと思い始めました。私が心身ともにカジュアル一辺倒なので、ラグジュアリーにお綺麗な人とか、しっかり社会人っぽい人とかですね。
単にブログ経由でも
ブログを長く続けていると、お問い合わせフォームからお仕事の依頼が来ます。あまりに多いので、最近お問い合わせフォーム大きくしました。
こちらはちょっと、玉石混交な面はあります。あまり収入に繋がらない話もあるし、ほとんど記事を読んでくれてないのにメッセージくれる人も多いので。
感触としては、最近特にママ向け記事を書けるライターを探している企業が多いと感じます。
企業からのメッセージが多いので、企業とお仕事したい人にはいいと思います。私は一件大当たりのお声がけがあって、けっこう長く続けています。
まず小さく始めてみても、損はしない
PCと意欲があればできる、敷居の低いライター業。批判もありますが、基本的には、
- 真面目に仕事としてやる
- 自分本位な言動を控える
など普通にしていれば、批判されるようなこともないと思います。
だってほら、嘘を書くとか知らないことを知らないままに書くとか、納品しないとか連絡しないとか、普通のお仕事でもNGでしょう。ライターとしてもNGに決まってます。しかもコピペとか駄目でしょう。
学生の頃のレポートですらNGなことさえしなければ、あとはクライアントが導いてくださいます。
大稼ぎしたいとなると苦労も多いかと思います。が、パートより融通がきく上に収入は上がりました。
しかもどこでもできるから、家を追い出されても問題なし(涙)
まずはセオリー通りにクラウドソーシングから始めて、我慢しつつ数十件こなしたら、マイページを宣伝材料にできます!
余力があればこんな風にブログとかツイッターとかやってみたり。(ていうかとても楽しいし!!!)
ツイッターそのものに、ライター募集が溢れてますしね。
後進を育てたいから色々教えるよ、修行のために取材に同行してもいいよ、というライターさんもいますし、ライターが足りない!と悲鳴を上げているサイト運営者さんも大勢います。
紙媒体の編集者さんもたまにいます(そんなに活発にSNSを使ってないけどライター募集はいつもしている、みたいな雑誌のアカウントは多い印象)。
賛否あるライター業だけど、今から始めても遅いということはなくて、色々やり方はあるよ、という話でした。
最近まとめた仕事実績のページを置いておくので、お仕事頼みたいと思ってくれた方はチェックしてみてください。
損するパターンもあるらしいので注意
注意としては、最初にお金がかかると言われる仕事はよくないらしいということ。
私はクラウドワークスだったのでそういうの出会ってないんですが、ニュースで見たのが、
- まず登録料を取られる
- この資格を取らないとお仕事あげられないから教材を買えと言われる
とかいう、在宅ワークをしたい人に向けた詐欺があるらしいです。
今払った分も後で取り返せますから!みたいに勧められるらしいですが、結局仕事はもらえずお金出しただけ損をした…みたいなトラブルがあるらしいので、そこは気をつけて。(ニュースで見ただけなので詳しく知らなくてすみません…)
お仕事をしたいと思っていて、ネット経由でお話をいただいたら、お金を払う前に相手についてググってみるといいんじゃないかと思います。
クラウドワークスやランサーズのお仕事でも、私は相手のお名前やサイトが分かり次第ググってました。社名でググったら雰囲気は分かりますし、もし騙された人がいたら体験談も上がってそうです。
あとは、困ったことがあったら運営に相談、です!
敷居が低いのは、今から始める人には良いことなのではないでしょうか。
やってみて、向いてなかったと思ったら方向転換すればいいだけですし。私の友達には、生活が苦しい時だけクラウドソーシングに戻って仕事取る、みたいな人もいますよ。(それぞれ、ライターとデザインをやっているみたいです)
【追記・2018年10月15日】
副業といえば、最近この本を買ってゆっくり読み進めています。
今から副業(複業)を始めたい人に、最初にオススメしたい一冊です。
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