※2019年11月にリニューアルオープン!図鑑と絵本がメインの本屋さんになっています。猫店員さんが増えています!
先週末お邪魔したら、猫店員あおちゃんお利口で可愛くて毛並みピカピカボーイで!
— きまや (@kimaya4125) 2019年11月25日
リニューアルして更に素敵なお店になってたし、レオレオニの絵本がたくさんあって嬉しかった(∩´∀`)∩ワーイ https://t.co/m3oaRB9naJ
写真は2018年当時のものです。
本が好きだから本屋が好きだ
本屋には、本好きの欲望が詰まっている。それはあなたのものでありながら私のものでもある欲望だ。本を読みたい、新しいインクの匂いを嗅ぎたい、装丁を眺めて撫でさすりたい……読みたい本に、出会いたい。
新しい本に出会いたい。できればなるべく面白くて、素敵な本。
どんな本でもあるような大型書店ではなく、小さな書店であるほど、その欲望は浮き彫りになる気がする。大きな本棚に隠されないから、欲望を見失わない。
みんな大好き西鉄大牟田線、平尾駅から歩いて3分ほどのマンションの一室にあるBooks cyan(ブックスシアン)は、店主であるユウミさんの欲望が、余すところなく並べられた空間だ。
Books cyan 店内
店員のハリネズミくんに接客していただく。
お店自体は、そう広くない。その中にユウミさんは、店員と言い張りぬいぐるみクッションを置き、ドライフラワーやお菓子を飾り、本の棚には小物を置き、壁には作家の絵を飾って個展を開催する(個展は常設ではありません)。
好きって強い!
さて、肝心の本たち。
やはり、「本屋がしたくて本屋になった」人の本屋。気合いを感じる。まじめだけど自由。そんな印象を受ける空間だ。
子供向け絵本があるかと思えば、大人が読んで楽しい図鑑、イチオシの西加奈子、ライターでもあるユウミさんが今までに学んだ本などが並べられている。
あと、かわいい。見たら分かるけどかわいい。
まじめな自由さとユウミさんの趣味嗜好は、本のラインナップに現れている。
個人店ならではの気軽さで、ラインナップはどんどん変わる。秋にはご飯特集、冬にはクリスマス特集……。本に詳しくないとできない選書が続く。しかもジャンルをまたいで。
こちらは猫本コーナー。幅広いジャンルから集められている。
ちなみに、ユウミさんに図鑑について語らせたらなかなか長い。情熱溢れるトークを聴くことができて楽しい!
ユウミさんのガチ私物本を借りることができるコーナーもあるよ。『よつばと!』があった。
同じく店員のアリクイくん。
ワークショップにも意欲的で、水引を作ったり、ニット帽を編んだり、来年のために味噌を仕込んだり…。
全2回でニット帽を編むワークショップをします🦔💓
— books cyan (@BooksCyan) 2018年11月19日
①12月4日編み図の見方〜編み始め
②12月11日仕上げ作〜完成!
毛糸のお色味は21色からお選びいただけます!ワンカラーでもツートンでもOK!
クリスマス前には編みあがるので、
大切な人へのプレゼントにもぴったりです🎁
詳細は下に追加します! pic.twitter.com/xWBFrmsvHj
西加奈子オンリー読書会しましょう~~~。
私は『ふくわらい』を推します!
お店の名前の由来
お店の名前は「Books cyan」(ブックス シアン)。
「シアン」とは色の三原色の1つ、さっぱりめの青色だ。きっとユウミさんは青が好きなんだろう、と思うでしょ。
でも、それだけじゃないのだ。この「シアン」は、「思案」に通じている。
「本を読んで、一緒にあれこれ『思案』してみませんか?」と、マスコットキャラのバクが栞から私たちに語りかけてくる。
言い忘れたけど、ブックカバーがシュールかわいい。単行本サイズと文庫サイズでブックカバーが違うらしいので、次に行った時は文庫買わなきゃ。
(イラストはKoichiro Urakawaさん(@516.kouichirou) )
お話するのも楽しいよ
「本人自らお客様に応対する」ことにこだわるユウミさんなら、あなたの「読みたい本に出会いたい」という欲望を叶えてくれるかも。
オススメ本を聞いてみてね!
本を読みたい自分へ、そしてもしかしたら最近あまり本を読む時間が取れていないかもしれないあの人へ、どれか一冊……と楽しく選べる本屋。
Books cyanへのアクセス
平尾駅から近い!
看板が目印になってくれる。すぐ横に駐車場もあるよ。
301にバクがいる!
3階まで、己を信じて登りましょう。
店内へと続くドア。
ワークショップ、営業などについての最新情報は、お店のインスタグラムとTwitterからご確認ください。
〒815-0084 福岡市南区市崎1-1-5 金子ビル301
営業時間:12時〜18時、定休日:水曜/日曜
【楽しい本屋@福岡は他にも!】