
大野城 心のふるさと館(通称:ここふる)で開催中の、秋季特別展「神技の複製アート展」に行ってきました!
結論から言うと、「アートに興味があるけど、美術館は堅苦しくて苦手」という人や、「子供と一緒にアートを楽しみたい」という人におすすめ空間だった。
• 所要時間: ゆっくり回って1時間くらい
• ポイント: 世界の名画に「触れる」貴重な体験ができる
なぜ「さわれる」のか?
この展示の最大の特徴は、展示されている名画すべてに触ることができるというところ。
「え、触っていいの?」と最初は戸惑いましたが、実はこれらは全て「陶板(セラミック)」で作られた精巧な複製なんです。
絵ですらない!(転写してあるので絵とも言う?)
• 制作は、大塚オーミ陶業株式会社
徳島県にある有名な「大塚国際美術館」の、陶板名画を手掛けている会社が制作しています。
私はこのことを、追っかけているPodcast『誤り続けるオンナたち』で聴き齧っていまして…
こちらで、話し手のかやこさんの「推し美術館」として大塚国際美術館が挙げられていて、「大塚が腕によりをかけた、じゃなくて金に金をかけた作品群」みたいなことをおっしゃっていたのが大変面白くて、
同じものがさわれるのかな?と思って興味をそそられました。
さて、実際に触ってみると、質感がリアル~。筆のタッチや絵の具の盛り上がりまで忠実に再現されてました。
立体を感じるには触覚って大事。「触れる」意味があるよね。
そして、教科書で見たことがあるような超有名作品がいくつも展示されています。
• ゴッホの「ヒマワリ」
• モネの「日傘の女」
• ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」
• 俵屋宗達の「風神雷神図屏風」
わざわざ海外や遠くの美術館に行かなくても、大野城で見られる(複製です)。
通常の美術館では撮影禁止が多いですが、今回は、だいたいが撮影OK(駄目なのもありましたが、絵はほとんどOK)。
だから、いくつか撮ってきました。iPhone14です。

モネはやっぱり色がきれい。この、色の再現が難しいらしいです陶板。

これは友達を描いたものらしい。近寄ってみると表情が可愛い。めちゃくちゃ近寄れる、だって複製陶板だから。

個人的に面白かったのがオフィーリア。最近、これを読んだんです。
『ハンチバック』でデビューして芥川賞を獲った市川沙央さんの単行本『女の子の背骨』に収録されている、受賞第一作、「オフィーリア23号」を。
これがやばく面白…いか?ムカつき純文学なんだけど、無視できない感じで。
歪みまくった主人公が、部屋の壁にこのオフィーリアの絵を飾っているんですよ。作中で、この絵の前であれやこれや、あったりなかったり、した。
なんかしみじみ見てしまいましたね。フックとしては強すぎる。

12月半ばまでのようです。
入場料は大人800円でした。こぢんまりとした感じだったけど、遠くから来たものが見られる値段!
車は、隣の図書館「まどかぴあ」の駐車場に停められます。たくさんあるよ。
興味のある人は、ぜひぜひ。
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