前回の記事はこちら
どうやらパーソナリティ障害は、いくつかが「併発することがある」し、それによって「問題をより複雑にする」ことがあるみたい。
単体でも厄介なのに、症状が混ざることによって、周囲が受ける被害も大きくなってしまう。。。
私自身、自分の経験を「相手がNPDだった」というだけでは説明がつかないことがあった。
演技性パーソナリティ障害・HPDとの併発の疑いについて書いた記事はこちら。
今日は、同じ人に内在していたように思う反社会性パーソナリティ障害・ASPDについて。
同じくクラスターB群のパーソナリティ障害ですね。
これは素人ががんばって調べて、自分が抱えたモヤモヤについて分析して、納得していく過程の記録です。
NPDとASPDの特徴
NPD(自己愛性パーソナリティ障害)
- 自己中心的、他人を操ろうとする
- 承認欲求が強く、共感が薄い
ASPD(反社会性パーソナリティ障害)
- 法や社会規範を無視、衝動的で他人に危害を加える
- 嘘をついたり、人を騙す。罪悪感が薄い
- 自分の有害さに気づかない
私が「この人はNPDなんだろうな…」と思って離れた人は、ASPDの傾向も持っていたな、と振り返って思い出しました。
ASPD傾向の表出
具体的には
薬物乱用
こちらにも書きました
依存症だったんだろうなと思います。社会の問題でもある。
労働基準法の軽視
人権意識みたいなものが低く、労働基準法について何も知らないようでした。
ゴミ出しルールを守らない
ゴミを出す時間を守らない、に始まり、よその家が出したゴミ袋を開けるまで。。。そしてそれを悪いことだと認識していませんでした。あまりにひどいので注意すると逆ギレ。
また、燃えないゴミを出すのが嫌らしく(袋を買うことが嫌だった?)、缶などの不燃ごみは必ずコンビニのゴミ箱へ。。。
人間関係における「契約」の軽視
NPDのフューチャー・フェイキングにも関連すると思うんですが、二者間の将来の約束なんて嘘でいいと思っているからか、約束や契約ごとを、ことごとく軽視。
例を挙げると、不倫する、身勝手に婚約破棄する、他人夫婦の間に割って入り隠し事を作らせる、などなど…。
婚約者と同棲中に「独り身で婚活しています」と明記してマッチングアプリを始めるとか、倫理的にどうなの?と思う嘘をつく。
今まで一度も訴えられたりしなかったのか?と不思議に思います。
二次加害的な言動
被害者に対してのコメントでは「ついて行く方が悪い」のような、二次加害発言がとても多かったです。被害者に寄り添う、という観点がない。
いつだって自分が中心のNPDだから弱者への視線がないのかと思っていましたが、シンプルに柄が悪い感じ。
加害者の素質がある。
まとめ
NPDとASPDが併発することがよくあるケースなのか、あまり学術的な裏付けは確認できませんでした。
しかしどちらも「クラスターB群」と呼ばれるパーソナリティ障害に属しているので、近しいものではあるみたい。
ここでは「診断が下りている」ことが重要なのではなくて、実生活では「こういう傾向のある人にはこういう名前がついていることがある」くらいの話です。
そして、できればすみやかに離れた方が自分のためになるよ、というだけの話。
心当たりのある人は、ぜひ一度その人との関係を見つめ直してみてくださいね。
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