2001年といえば、映画といえば、
『2001年宇宙の旅』でしょう。
初めて付き合った彼氏に「あの映画観たことないとかヤバイ」と笑われた苦い?記憶があります。
けど、高校生ってそんなにこれ観ているもんでしょうか?(結局大学生になってからDVDで観ました)
あぁ、解せない。
本題です
2001年に私が観た映画を振り返ってみたいと思います。
このへんから単館以外も行ってるはず。
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イギリスの炭鉱町で少年がバレエに目覚める話。「男の子なのに!」という周囲の反対を押し切ってバレエが大好きになってしまった少年が可愛い。
実は私、この原作を書いた作家さんメルヴィン・バージェスのファンでして。
イギリスの児童文学の人なんですが、カーネギー賞とガーディアン賞を受賞している実力派です。ということで、勢いよく観に行きました。期待通り面白かった。
原作はこちら。
- 作者: メルヴィンバージェス,リーホール,Melvin Burgess,Lee Hall,藤田真利子
- 出版社/メーカー: 愛育社
- 発売日: 2001/06
- メディア: 単行本
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友達と一緒に「バイオレンスな休日にしようぜ!北野武縛りで!」と言って、シネコンで2本立てで観ました。アホでした。
『バトル・ロワイアル』は原作が流行りましたね。金八先生のパロディとか面白かったけど、詳細はあんまり記憶に無い気もします。いやぁ、人が死にまくりました。
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浅野忠信目当てで観に行きました。キョンキョンが綺麗。北海道の風景が綺麗。
行く当てがない二人がダラダラ一緒にいる、これもまた純愛?ラストがよかった。
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ナタリー・ポートマン目当てに観に行ったら、ものすごく良かった!
男運がないというか捨てられやすく、自分は悪運にとりつかれている!という思い込みの強い女の子をナタリー・ポートマンが熱演。
ウォール・マートで出産しちゃうのは衝撃でした。スーパーマーケットにはなんでもあるからな…生きれちゃうよね…。でもそうやってしぶとく生き延びちゃう強さに好感。
周囲の人に助けられて生きる、よいヒューマンドラマです。ナタリー・ポートマンならこれが一押し!
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ガス・ヴァン・サント監督作品。
小説とか文学とか好きな人におすすめです。才能ある黒人の少年と、伝説と言われている小説家の交流の話。マット・デイモン出てますね。
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ウディ・アレン監督作品。ラブコメディ。ジャズギタリストが主人公なので、音楽がよかったです。
終わり方は「あれっ」って思ったり。ウディ・アレンって余韻はそんなに重視してないのかな?
恋の終わりもあっけないものですね…。
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これを観た時はなにかと衝撃でした。忘れられない、好きな映画を挙げろと言われたら3番目くらいに挙げそうなほど好きです。
ロックバンドとバンギャルの話。それを追いかける一途な少年ライターと、不思議な女の子ペニー・レイン。
監督のキャメロン・クロウが実際に15歳の時に『ローリング・ストーン』誌のライターを始めたらしく、その時の実体験が元になっています。ロック好きな人は元ネタが分かるかも。
女から見たら、あのDT喪失の場面がけっこう切ない。ペニー・レインはその場を去るのよね…。終わり方は男性同士の友情メインで、彼女は颯爽と旅立ちます。そこがまたよかった。
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以前『ブエノスアイレス』を一緒に観た(そして絶句した)女友達と、懲りずにまたウォン・カーウァイ作品。
当時はやっぱり理解できずでした。もっと大人にならないとこの味わいは分からないのかも…。見直したいですね。
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父と息子の話。ひたすらに真摯に郵便配達を続ける姿が、地味…だけど男性には評判がよかったです。
父親を思い出してしみじみするみたいです。
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おバカ映画ですが、映画愛に溢れている作品。近年の拝金主義に体当たりで挑むセシルがけっこうイケメンでした。
インディーズvsハリウッド、という構図のドタバタが面白かったです。
キャッチコピーは「そんなに映画が好きなのか!?」だったような。いやほんと、「そ、そんなに好きなのね…」って度肝を抜かれました。クレイジーでした。
調べてみたら、悪趣味映画で有名なジョン・ウォーターズ作品でした!
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イタリアのシチリア島が舞台で、海が綺麗。
前半はマレーナが色っぽすぎて追いかけちゃう少年のおかしみ、後半は戦争によって人生が変わってしまう人たちの悲哀。戦場に行く人も、行かない人も。
女の嫉妬って怖い。ほんと怖い。でもマレーナは悪くないのに!と憤りました。女性の生き方について、色々と問題作です。
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マット・デイモンが好きなので観に行きました。馬術部の友達が推してたのかな?
原作はこちら。
- 作者: コーマックマッカーシー,Cormac McCarthy,黒原敏行
- 出版社/メーカー: 早川書房
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『青いパパイヤの香り』で有名なトラン・アン・ユン監督作品。
この監督は後に『ノルウェイの森』を映画化する人ですね。とにかく映像の色合いがきれいな監督さん。
三姉妹がひそひそと木陰で話している、夏の盛りのイメージが強い。果物の色とか目に焼き付いています。家族の話。
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なんか金ピカの王様がヒラヒラ踊ってました。…なんで私はこれを観に行ったんだろう?
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女子のバイブルと言われている作品ですね。周囲に馴染めない女の子二人が親友として頼り合ってバカなことしてるんだけど、大人になるにつれてすれ違う。
一時期しかない、特別な友達との輝きの時間が濃縮された話。そしてすれ違っていくまで。
この頃から「なんかこの子美人だなぁ」と思ったら、だいたいスカーレット・ヨハンソン。
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テルミンという不思議な楽器を知ってますか?電子楽器で、手をかざしたら「ゆわーん」って変な音がするんです。そういう映画。
うん、それだけ。
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もはや説明不要ですね。何度も観てます。可愛い。
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クリスティーナ・リッチが好きなので観に行きました。ジョニー・デップとの共演3作目。ケイト・ブランシェットも出てます。
ロシアに住むユダヤ人の娘が流れ着いた先がイギリスのジプシーで、そこで彼女は歌の才能を発見される。パリやニューヨークなど戦争にまみれた激動の旅をしながら、生き別れた父親を探す、という話。
クリスティーナ・リッチが大人っぽくなっていてびっくり。まさかあの二人が恋人になるとは、です!
何か気になった映画はありましたか?レンタルにもあると思うので、気が向いたら探してみてください!
きまやでした。
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