光文社を掘ると私は本当にヤバい
— きまや (@kimaya4125) 2018年12月17日
50%ポイント還元 光文社キャンペーン 小説・新書や古典、グラビア写真集など5,000冊以上 https://t.co/IXGdnBa83j @zokndより
50%ポイント還元 光文社キャンペーン 小説・新書や古典、グラビア写真集など5,000冊以上 - きんどう
きんどうさんのツイートで知った、光文社のセール。
TwitterのTLはどちらかというとハヤカワ系列の話で盛り上がっているものの(ハヤカワは半額セール中!)、ハヤカワはだいたい買ってるし(買ってなかったものポチ)…と油断していたら、光文社が来た。
出した金額の半分が、ポイントで戻ってくる!2018年12月27日まで!
Amazon.co.jp: 【50%ポイント還元】 光文社キャンペーン: Kindleストア
フィクションも新書もある光文社は、やばいぞ。
ポイント還元って即時じゃないのか。。。としょんぼりしつつ(※即時ではなかったけど、当日中に還元されました!)
好きな本、惹かれる本を挙げてみるよ-。
フィクション
はるなさん大丈夫なの?出したばっかりなのに半額ポイントバックとか大丈夫なの?今回は表紙の雰囲気が違うかも、と思ったらシャツの柄が可愛い好き。読みます。ハチミツファンです。
佐藤正午!
これはドラマ『書店員ミチルの身の上話』って、戸田恵梨香がNHKでやってたドラマの原作。
ミステリ感は少ないんだけど、ハラハラドキドキするような。
坂木司も多いみたい。
さらっと読める系、先に『和菓子のアン』ね。お仕事ミステリ。『シンデレラ・ティース』とか好きだったら好きだと思う。
って書いてから調べたら『シンデレラ・ティース』はポイント還元対象だったけど『ホテルジューシー』は違った…。
今現在、私の足下に単行本があるので、リアル友達には貸せるよ。表紙が汚れてしまってていいならあげる(涙)。
映画も良かった、松田龍平と宮崎あおい!
『ノーマンズランド』社会派で好きだったなぁ、家にあるけど。
と思いつつ、姫川シリーズはどこから対象?と調べたら
最初の『ストロベリーナイト』から、全部だった!!!
竹内結子と西島秀俊でドラマになってたのが『ストロベリーナイト』でね、実はあれからシリーズものすごくややこしく長く続いてるんだけど(あぁ、菊田…)、社会派なテーマをぶち込んでくるけど読みやすいし、「姫、それはちょっと…!」とか言いながら一緒に人生を歩んでいる気がしてくる。
エンタメ刑事ものが好きならぜひ(ただ、惜しむらくは文体がチャラいのに全体が暗い。好き)
わーい、姫野カオルコだー(ポチ)。
『羊と鋼の森』で一躍有名になった、宮下奈都の、青春成長モノの原点はこれじゃないかな。2009年。『誰かが足りない』より前なんだよね、これ。
『誰かが足りない』と『窓の向こうのガーシュウィン』は光文社じゃなかった…。
ちょっと優等生っぽいところもあるけど、不器用な女子。成長譚として、映画『日々是好日』みたいな印象。
宮下奈都、もう一つエッセイがあった。北海道移住子育てエッセイ。寒そう楽しそう。
っていうか古典新訳!
光文社のなにがおそろしいかって、古典新訳だよ。
デーミアンにいたっては酒寄先生なのよ。あの、『コリーニ事件』その他シーラッハを訳していらっしゃる。
私はネレ・ノイハウスも好きなので、酒寄先生は神に近い。あと、けっこうTwitterでリプくれる。新刊情報をご本人が教えてくださる。
青春小説として、友情モノとして、成長譚として、『デーミアン』はイチオシしたい。正月休みにぜひ。あ、意外と短いよ。
「考えたとおりに生きなければ、考える価値なんてない」ヘッセ『デーミアン』p98
「自分から遠ざかるのは罪だ。亀みたいに自分の内面に入り込むことが肝要なんだ」p102
沁みすぎてつらい。
ドストエフスキーは亀山先生が力を振り絞ってくださったやつ!もちろん『白痴』『罪と罰』もね!
『白痴』は1がKindleアンリミテッド対象作品でもあるので、『死の家の記録』と一緒にダウンロードしてるけど、追いついてない…。
あっ、フォークナーもKindleあるんだ!? (ポチ)
そしてまた、SFもあるんだよなぁ。
ノンフィクション
光文社の何がすごいかって、新書のラインナップもいかしてるところ。

ヒルビリー・エレジー?アメリカの繁栄から取り残された白人たち?
- 作者: J・D・ヴァンス
- 出版社/メーカー: 光文社
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この2冊はフォロワーさんがめっちゃ買ってるイメージ。昆虫苦手だけど読めるのかしら、難しくないかしら、と戸惑ったままスルーしてたどうしよう。
『バッタを倒しにアフリカへ』は、昆虫学関連でベストセラー1位になってますね!
光文社新書!!

非正規・単身・アラフォー女性?「失われた世代」の絶望と希望? (光文社新書)
- 作者: 雨宮処凛
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/05/25
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タイトルと属性が違っても、情報として読んでほしい。最近になって雨宮処凜をいくつか読んでいるんだけど、ダントツで泣けたのがこれです(泣かせる話ではない) 。涙ぐみながらの真顔ね。
いや、もう、学びしかなくて。
親の介護はここに相談しろ!とか(地域包括支援センター、これ知らなかった人いたらメモって!)、戸籍はこうしろ!とか(世帯分離、私もした方がいいのかしら)、おい、ここにみんなの味方がいるぞ。一緒に住みたい。
今読んでるこれ。石黒圭はちょっと難しいのだけど。だって
ずっと詰んでる…。
『ヘンテコノミクス』以来、行動経済学が気になってる。
と、がんばって選んでみたけど書いてる時間が惜しくなってきたのでこのへんで切り上げます。
みなさま良いKindleライフを!積みKindleを消化していたらクリスマスなんて寂しくないよな!?
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