きまやのきまま屋

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SF小説の傑作おすすめを個人的にまとめてみた

(2017/02/05 更新)

SFの基本を探してみました

本に関する情報はネットで集めることが多いです。中でも「○○の5選」とか好きです!

今回はその中でも、SFに焦点をあてて探してみたので、ご紹介します。

 

SF本のまとめ参考サイト

まとめと言えば、NAVERまとめ。

SFをガッツリ読みたい人向けの小説 - NAVER まとめ

 

この中で私は、ジョージ・オーウェル『一九八四年』を読んだことがあります。
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

  

村上春樹『1Q84』の元ネタとして有名ですねー。SFというだけではなく、監視社会や反政府組織についてなど興味深い話です。
そこを考えると、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』の元ネタというのも納得ですね。
  
ゴールデンスランバー (新潮文庫)

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

 

あとは、ロバート・A・ハインライン強し。夏への扉 」以外読んだことがない…。

『夏への扉』は日本で人気が高いだけ、という話を聞いたことがあります。

紹介されているのはこちらです。宇宙モノも多く書かれているよう。

宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))

宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))

 

 

はてな民オススメのSF 

2013年のラインナップ。

2013に読んでおきたかった国内SF10選 - すべてはゼロから始めるために

 
この中では六冬和生『みずは無間』を読みました。…ものすごく変な小説だなぁという感想。
すごく理系の記述が多くてついていくのが大変なんですが、宇宙の中のアルゴリズムでも強いのは、一人の女性の情念である、という話の流れには頷けるものがありました。
みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)

みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)

 

気になるのが、 NOVAコレクション第1弾の東浩紀『クリュセの魚』。
クリュセの魚 (NOVAコレクション)

クリュセの魚 (NOVAコレクション)

 

 

後にブコメで「これもいいよー」と名指しされたのは、こちら。 

know (ハヤカワ文庫JA)

know (ハヤカワ文庫JA)

Twitter文学賞でも上位に入っていたし、第34回日本SF大賞にノミネートされたそうです。

 

とりあえず日本では、SFと言えばハヤカワ、で間違いないようです。あとは創元とNOVAしかないし。

 
 
こちらははてなダイアリー。
 
  
基本を押さえたラインナップ。私としてはかろうじて名前は知ってる…、というものばかり。
 
フィリップ・K・ディックは『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が映画『ブレードランナー』の原作であることがあまりにも有名で、その他の作品まで知らなかったです。
 
原作は面白かったけど、読みにくかったです。新訳が出たらいいのに。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

  • 作者: フィリップ・K・ディック,カバーデザイン:土井宏明(ポジトロン),浅倉久志
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1977/03/01
  • メディア: 文庫
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ウィリアム・ギブスンについては、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』で出てきたから知ってました。
虚淵ファンの私、あれで『ニュー・ロマンサー』買いましたよ。まきしまー!
今度読もう。
ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

 

 
ジェイムス・P・ホーガン『星を継ぐもの』も積み中。評判いいですよね、これがまたかなり読みにくいけど…。
星を継ぐもの (創元SF文庫)

星を継ぐもの (創元SF文庫)

【追記・読了しました】

kimaya.hatenablog.com

 

 

関連して、こちらのブログも参考になります。個人的にはこっちの方が頷けるセレクト。 
読んでおくと良いかも知れない名作SF小説8選 - あざなえるなわのごとし読んでおくと良いかも知れない名作SF小説8選 - あざなえるなわのごとし

・読んでないとヤバイ(?)ってレベルの名作SF小説10選ttp://d.hatena.ne.jp/Rootport/20130511/1368241656相変わ...

 

伊藤計劃(いとうけいかく)『虐殺器官』は文句なしに面白かったです。 
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

アニメ映画もやっと公開になりましたね!

 

 

伊藤計劃と言えば、その死後に残されていた未完の原稿を円城塔が完成させた『死者の帝国』も有名ですが、これはけっこう読み手を選ぶかも。

屍者の帝国

屍者の帝国

 

 

で、私の本命は舞城王太郎です。

ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫)

ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫)

ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫)

ディスコ探偵水曜日〈中〉 (新潮文庫)

ディスコ探偵水曜日〈下〉 (新潮文庫)

ディスコ探偵水曜日〈下〉 (新潮文庫)

 言われてみれば『ディスコ探偵水曜日』はSF要素が強いです。

ミステリでもある、でもパロディでもある気がします。いや、あれはメタミステリっていうのか。長いけどおすすめ。腐るほど探偵が出てきて推理します。

 

たくさん名作があって、奥が深いという印象のSF。

詳しくなりたいものです。

 

 

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