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きまやのきまま屋

日常、本、映画、猫のこと。主婦で趣味人のきまやがきままに書いてます。たまにライター。

タイトルが面白い本、好きな本を集めてみました(追記あり)

読書

ちょっと前に記事を書いた漫画『バーナード嬢曰く。』で話題に上がっていたんですけど、SFのタイトルってかっこいいものが多いですよね。

これにはSFは題名が翻訳のものが多いから、という理由があると思います。じゃあ他のジャンルはどうかなと考えてみたら、最近はラノベタイトルは変なのばっかりで…長いし…。新書でも思わずツッコミを入れたくなる題名ってあります。

 

じゃあ私が今まで読んできた本で面白いタイトルのものってどういうのがあったかな、とふと思ったので、まとめてみます。面白いものと、好きなもの、タイトル買いしたものなど。

(きりがないので、ラノベと新書と海外は入れません。ほとんどフィクション、たまにエッセイ。)

 

なんか呼ばれている気がする

ふと手に取りたくなるタイトル。

生きるのも死ぬのもイヤなきみへ (角川文庫)

生きるのも死ぬのもイヤなきみへ (角川文庫)

・盛田隆二『きみがつらいのは、まだあきらめていないから

・本谷有希子『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

 

呼びかけられている気がしてしまいます。『腑抜けども~』は題名があまり内容に関係ないんですが、自意識について考えさせられる小説でした。劇作家さんなので演劇にもなっているらしいです。

  

自己否定形(自己肯定感低めな時期にぴったり)

ぼくは落ち着きがない (光文社文庫)

ぼくは落ち着きがない (光文社文庫)

 

 

・山田詠美『ぼくは勉強ができない』

・古川日出男『僕たちは歩かない

・津村記久子『まともな家の子供はいない

 

宣言しちゃうのがカッコイイ。古川日出男は『ベルカ、吠えないのか?』で知ったんですがタイトルもカッコよければ中身も痺れました。

あー、あてはまるわーと思った時に手に取りたい題名たち。 

 

人生否定形(これが強烈)

人生に生きる価値はない (新潮文庫)

人生に生きる価値はない (新潮文庫)

・京極夏彦『死ねばいいのに

・保坂和志『「三十歳までなんか生きるな」と思っていた

 

『死ねばいいのに』 は嫌がらせに使われたりしたら嫌ですね…。読み応えある短編集でしたが、私が読んでいる時に夫が通りかかってかなりビビってましたw 中島教授が二度目ですが、彼の著書は中身もけっこう濃いです。独特の持論が満載。

 

待ってます

田村はまだか (光文社文庫)

田村はまだか (光文社文庫)

 
誰かが足りない

誰かが足りない

いやー、田村ほんと来ないよねー。朝倉かすみさんはBJCファンでいらっしゃって、他の作品に歌詞が出てきた記憶があります。

『誰かが足りない』はぱっと見ホラーっぽい題名なんですが、ハートウォーミングな内容でじんわりきます。

 

探しています 

犬はどこだ (創元推理文庫)

犬はどこだ (創元推理文庫)

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・山内マリコ『アズミ・ハルコは行方不明』

・鯨統一郎『邪馬台国はどこですか?』

 

『犬はどこだ』にもBJCネタありましたね。結局どこなのか分かったのか気になるので、うまい題名だなと思います。

 

 とにかく変(中身もちょっと変)

・笙野頼子『絶叫師タコグルメと百人の「普通」の

・『小説神変理層夢経 猫未来託宣本 猫ダンジョン荒神

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)

 

 

ここは文体もブッとんでる作品たち。まいじょーかっこいい。笙野頼子の『小説神変狸層夢経猫未来託宣本 猫ダンジョン荒神』(いやはや、長いな!)は猫好きな人にオススメです。

 

とにかくなんか好き(長文タイトル) 

この世の全部を敵に回して (小学館文庫)

この世の全部を敵に回して (小学館文庫)

 

 

このへんの文章系タイトルにはものすごく惹かれてしまいます。結果的に白石一文以外が若めの女性さんばかりになりましたね。趣味が出てます。

これらは内容を抽象的に表していて、かつハッキリとは分からない。読み終わった後に「そういう意味だったのか!」って目からウロコが落ちたりします。

 

 短タイトル

ひっ

ひっ

 

ネタかと思いきやけっこうよかった。

 

個人的な趣味としては長め文章系タイトルが好きなようです。あと単に津村記久子が好きです。でも『ひっ』は一度見たら忘れられないインパクトがありますね。

他にも「このタイトルいいよねー」っていうのがあったら足していきたいです。

きまやでした。

 

 

追記・みなさんから

みなさんからコメントでいただいた小説について載せておきます。知らないのもけっこうありました。

 

  • 町井登志夫『今池電波聖ゴミマリア
  • 宮沢章夫『わからなくなってきました』(エッセイ)
  • 本谷有希子『生きてるだけで、愛
  • 中島らも『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町
  • 前田司郎『愛でもない青春でもない旅立たない
  • 川上弘美『光ってみえるもの、あれは
  • 町田康『けものがれ、俺らの猿と

 

つまり本谷有希子 を入れ出したらキリがないということが分かりましたね!『あの子の考えることは変

前田司郎なら『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 』がよかったです。戯曲から来た人(劇作家さん)のネーミングセンスは光っていると思います。

町田康『けものがれ、俺らの猿と』は短編で、『屈辱ポンチ』に収録されています。

 

 

 

 

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