きまやのきまま屋

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アラサーだけど新入生用の読書リストに追い縋ってみる記録

私の課題図書的読書リスト

秋の夜長に読書タイムを繰り広げるための読書ネタです。

有名ブログ『わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる』で特集される本は私にとって、人生の課題図書的な扱いになっています。たくさん記事はあれど今年の6月に見かけて以来、ちょっとずつ追いかけているこちらの記事。追いかけっぷりをメモっておきます。

 

大学教師が新入生に薦める100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

 

題名からして「新入生のうちに読んどけよ」って自己ツッコミが止まらないわけなんですが、人生で「今日」より若い日はないのだ、と自分を慰めつつせっせと本を探しています。

ここでは基本的に私の未読本をメモ。既読本はスルーなのでレビューはないです。あ、一冊だけあります。

 

言葉と考え方の本

まず最初の3冊(1~3)

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

今年の夏にあった嘘みたいな本当のボケなんですが、上記の本をメモっておきながら違う本を買って帰ってきたんですよね…。↓こっち↓。

日本語の作文技術 (朝日文庫)

日本語の作文技術 (朝日文庫)

私は根っからの文系なもので、こちらの題名の方に惹かれたんだと思います(言い訳)。こっちをボチボチ読んでいるところです。これもまた評判がいい本なんですよ(言い訳) 

 

『理科系の作文技術』については、最近読ませていただいているこちらのブログの記事もよかったです。

明快な文章を書く技法『理科系の作文技術』 - #RyoAnnaBlog

 

 

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫)

こちらは買ってます。でもまだ積み中。 

この本についても、参考にさせていただいた記事があります。さっきと同じブログなんですが、この方も「スゴ本」ファンみたいですが、かなり私の先を行かれている印象。 

自分で考えることの大切さ『知的複眼思考法』 - #RyoAnnaBlog

 

あと、『マトリョーシカ的日常』でも書評が書かれていました。(だから早々に買ったんですけど、まだ読めていないという体たらくっぷり)

【書評】なぜなぜ、なぜと問えば世界が開く/「知的複眼思考法」 - マトリョーシカ的日常

【再読】ロジカルシンキングの身につけ方を分かりやすい例で解説/「知的複眼思考法」【感想】 - マトリョーシカ的日常

 

 

一冊だけレビュー 

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

  • 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 1988/04/08
  • メディア: 単行本
  • 購入: 91人 クリック: 1,126回
  • この商品を含むブログ (374件) を見る 

これは既読の一冊。クリエイティブ系のお仕事をしている人向けの本で、宣伝文は「一時間で読めて一生役立つアイディアの作り方」。

内容をかいつまんで言うと、アイディアというのは結局自分の中にあるものや世の中にあるものを組み合わせて視点を変えるだけの産物なので、まずは全部自分の中に入れてこい話はそれからだ!みたいなメッセージを私は受け取りました。

 

そういえば学生時代にレポートを書く時なんか、一気に資料や参考文献を読み込んで頭をパンクさせておいて、気分転換に全然関係ない遊びに出かけて、帰ってきてから一気書き、というのをよくしていました。あれが一番効率がいいんですよ。

何かが頭の中で熟成するんでしょうね。ふとした瞬間に「あ、あの資料とあの論文繋げたら一章できる!」とか思いつくんです。お風呂場とか、カラオケ中とか。

この本にはそのことが論理的に書かれていたので、10年以上前に私がやっていたことって正しかったのね…!って自画自賛しました><

 

あとこの本には本文以外にも解説部分があって、それが面白かった記憶があります。古い本だけど、ここに書いてある手法はこれから何世紀たっても使える気がします。その割に読みやすすぎる。これは本当に必読です。

 

 

難しげな本「若さにまかせて読破せよ(4~11)」

ここには昔読んだことがある、ような…みたいな本が並んでいます。大学の授業で扱った本が3冊も入っているのは、このエントリが学生向けである証だと思いました。というか一般的にはレヴィ=ストロースとかサイードとか、授業で扱わなくても必須なの?マジで?

 

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

これ、なんだかすごく長いやつですね?歴史物苦手なので避けてきていましたが、これだけ評価が高いと見過ごせない気がしてきました。

ていうかこの本から読み始めでいいんでしたっけ?なんかバージョン違いみたいなのなかったですっけ?

 

 

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

実は『カラマーゾフの兄弟』を読み終わってないと思うので、古典新訳で買おう。うーん、上巻まで読んだような記憶があるような…。

亀山さんの訳がひどいという評価もあるみたいなですが、『罪と罰』はめっちゃ読みやすかったです。(『罪と罰』は学生時代に読んだんですけど、古典新訳文庫が出たので買い直しました。そして二回読んだという。どうして私は未読の『カラマーゾフの兄弟』の方を買わなかったのか、自分で不思議です。単に『罪と罰』ファン?) 

 

参考:新訳いいよね新訳、という記事。


『カラマーゾフの兄弟』が累計80万部突破! 大人の読書には続々登場の「新訳」を見逃すな! 日経トレンディネット

 

 

教養としてのサイエンス(12~27)

このあたりが私は超苦手です。一冊も読んでない!そしてあまり興味が無い分野なのでスルーします(すみません)。ちょっと興味が有るのはこちら。「増補」っていいよね。

利己的な遺伝子 <増補新装版>

利己的な遺伝子 <増補新装版>

  • 作者: リチャード・ドーキンス,日高敏隆,岸由二,羽田節子,垂水雄二
  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2006/05/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 27人 クリック: 430回
  • この商品を含むブログ (180件) を見る 

 

 

フィクションの鉄板

あなたを拡張するフィクション(28~49)」ここで息を吹き返します。歴史物が苦手なので『三国志』と『竜馬がゆく』以外の未読をチェック。(『竜馬がゆく』は漫画で読んだことがある気がします)

 

イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)

イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)

だいぶ古い本ですが装丁が可愛いですね。全然知らなかったんですが、当時中学校の田舎教師だった作者が書いて一躍脚光を浴びたようです(Amazonより)。

スターリン暗黒時代の強制収容所の話らしいです…。『夜と霧』みたいな感じでしょうか。

 

 

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)

  • 作者: ケン・フォレット,矢野浩三郎
  • 出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ
  • 発売日: 2005/12/17
  • メディア: 文庫
  • 購入: 26人 クリック: 721回
  • この商品を含むブログ (108件) を見る 

このエントリを書くまで「あー『大聖堂』、はいはい読んだ読んだ」って思っていましたが私が読んだのは村上春樹訳のレイモンド・カーヴァーでした。違う本じゃないか…。 

大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)

大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)

 

ケン・フォレットの方の『大聖堂』はエンタメの徹夜本として紹介されている本でもあるので、かなり面白そう。上中下の3冊というボリュームが嬉しいです。

というわけで、今日図書館で借りてきたので読みます!!!

ケン・フォレット『大聖堂』 

 

<読了しました>

 

 

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

SF強化中なので気になっているのがクラーク。これも新訳になっているんですね。 

 

 

魔の山 (上巻) (新潮文庫)

魔の山 (上巻) (新潮文庫)

『ノルウェイの森』で主人公が精神を病んだヒロインに会いに行く時に持っていった本、という印象。中身はスイスのサナトリウムの話みたいです。『魔の山』の主人公は精神病ではなく、結核だそうです。若者のビルドゥングスロマンみたいな感じでしょうか。

 

 

百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))

百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))

  • 作者: ガブリエルガルシア=マルケス,Gabriel Garc´ia M´arquez,鼓直
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本
  • 購入: 25人 クリック: 269回
  • この商品を含むブログ (267件) を見る 

マルケスが亡くなった時にとりあえず買いまして、そのまま積んでいます。リョサとかこの当たりをあまり読んでいないのです。更にはなんか登場人物がやたらと多いということで、手を出すのをためらってしまって…。

でも『コレラの時代の愛』と『わが悲しき娼婦たちの思い出』はなかなか面白かったので(特に後者)、マルケスは読破したいですねー。

わが悲しき娼婦たちの思い出 (Obra de Garc〓a M〓rquez (2004))

わが悲しき娼婦たちの思い出 (Obra de Garc〓a M〓rquez (2004))

 

 

 

 

真ん中まで来たので一旦切ります。これらをやっつけてから進みたいので、後半があるかは未定です。元エントリと合わせてお楽しみ(?)いただければと。SFを読み進めつつこっちも追い縋りたいところです。

 

 

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