福岡県古賀市にある、猫カフェCafe Gatto(カフェ ガット)に行ってきましたよ!
猫カフェ、それは猫好き人間の天国。でも飼育環境がよくないとかお店が狭すぎて猫が喧嘩するとか、見ていて悲しくなるお店もあります。しかも「こうやって血統書がついていてちやほやされる猫もいる一方で県内では未だに殺処分が…」なんて考えちゃうと悲しい。猫に罪はないけど。
だから私はCafe Gattoがものすごくよかったんです。なぜなら「古民家」「保護猫」カフェだからね。
まあ、読んでいただければ分かります!
もともと新聞やネットで見かけていて、一度行ってみたいと思っていました。晴れた日の午後に。
Cafe Gatto 古民家×猫カフェ×里親募集中保護猫
見てください。
家です。三号線から少し入ったところで、周辺は民家、もう少し奥に行くと田んぼ、という立地にある家です。
看板に書いてあるように、このお店には「猫スペース」と「カフェスペース」があります。これ珍しいですよね。猫アレルギーの人は「カフェスペース」へどうぞ!
家ですね…
お店の駐車場の目印は、これらのノボリ。一見ただの民家に見えるため、これがないと分かり辛いですね。あってよかった。このおかげでたどりついた。
店内の様子
猫スペースに入りました。1時間ワンドリンク付きで1500円。
二部屋に分かれているのは、猫エイズの子たちの隔離です。人間には影響なし(我が家の飼い猫にも影響なし)。
部屋です。絨毯が敷かれています。掃除が大変だろうに、全然猫臭くない!
猫がたくさんいるとけっこう尿の匂いって消えにくいんですよね。私の夫などは「猫カフェは嫌いじゃないけど中で飲み食いはしたくない」とよく言っています。ここなら大丈夫そうです。むしろ古民家らしい、いい感じの木の匂いがします。
普通の家だからこそ換気も自在だし、開けっぴろげると風が綺麗に通りそうな作りになっているのがいいですね。
この部屋に入る前に人間は手足をしっかり消毒しているので、特に気にせずゴロゴロと寝そべる人が続出。おばあちゃんち状態に。
オーナー様は、三姉妹でこのお店を切り盛りしているそうです。使い方の案内をしてくれた次女の方が「最初に姉が猫カフェをしたいって言い出して、どこにするかは決まっていなかったけど理想があって、この家を見つけたからここに開店しました」と言ってらっしゃいました。
家ありきの猫カフェ。
そして蛇足かもしれませんが、女三人で掃除と猫のケアをしているから全て行き届いてるんだろうなーと思います。三人いると強い。しかも女性。
それぞれの猫たち(主に寝ている)
貴重品とスマホとデジカメは持ち込み可だったので、猫たちをたくさん激写してきました!
晴れた日の昼下がりの、古民家の縁側です。結果、みんな寝ていました。
時間がたつにつれ、どんどん広がっていってた。
マイペースにケージにいる子も。扉は開いてるんですけどね。
置きてるけど出てきてくれない!
長毛のこの子は、最初起きていて愛想を振りまいてくれました。
ベンチが好きみたいです。そこかしこに猫ベッドとフリースが敷いてあって、好きなところで寝られるのが気持ちよさそう。頭数以上ベッドがありました。
上から見るとこうなってます。
窓辺で丸まる。
爪とぎも窓辺に。
この子はでっかくて、ちょっと無理やり……
ギリギリ乗ってます。
ぐいーんと伸びる。
その横で丸まる。
全体像はこうなってました。
猫だらけの縁側!
いい天気だもんねぇ……。陽の光を浴びてビタミンを作る猫には優しい環境。
縁側の上には、橋がかけられていました。猫が好む環境作りに対する工夫がすごい。
直射日光が嫌な子は、専用のベッドで。
雑貨コーナーもあるよ
猫スペースも快適だったんですけど、このお店のもう一つの目玉は「猫グッズ作家さんたちの委託販売コーナー」だと思います。
帰りぎわにレジ前に広がる空間。ていうかドアノブが可愛い。
猫モチーフの雑貨がたくさん!ちょっと珍しい花瓶があったりお皿があったり。
小物類も充実しています。全国から作家さんの作品を集めているそうです。お店に月1000円で置かせてもらって、売上の何%かがお店の運営費や保護猫活動に使われるということでした。
自分と、飼い猫にお土産
ポストカードとボールペン(三毛猫)とヘアピン(キジトラ)を買いました!この売上の一部が猫たちの飼育費になるそうです。買い物し甲斐があるなぁ!
もう一つ、けりぐるみも。
我が家の保護猫出身チビ猫姫には、けりぐるみのおみやげ。本能ですかね、一瞬で私の手から奪い去り、上手にケリケリ遊んでます。
Cafe Gattoの保護猫さんたち、里親が見つかるといいですね。応援しています。レジ前に面白い動く募金箱があるので、興味があれば小銭をそっと置いてみてください!めっちゃ可愛く動くから!
HPはこちら!
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