きまやのきまま屋

日常、本、映画、猫のこと。主婦で趣味人のきまやがきままに書いてます。たまにライター。

綿矢りささんが王様のブランチに出てましたね!彼女のオススメ本たちについて。

土曜日のお昼前

 惰眠を貪っていました。そしたら、母親からメール。

「件名:この本持ってる? 本文:トルーマン・カポーティ『誕生日のこどもたち』村上春樹訳。持ってたら貸して。ないなら買う!」

どうも実家では「春樹のことはきまやちゃんに聞け」という風潮があるみたいなんですが、私も訳本まで全部持っているわけではなく、そしてカポーティは最近『冷血』をやっと読んだばかり。

 

ノンフィクション・ノベルの金字塔。実際にあった殺人事件を綿密に取材して書かれていて、かなり面白かったです。

冷血 (新潮文庫)

冷血 (新潮文庫)

 

なので「持ってないよー」と返信して、また寝ました。

起きてから「あのメールはなんだったんだ?」と訝しんでいたんですが、録画していた「王様のブランチ」を観て謎が解けました。関係者を全員広間に集めろ!

読書LOVERSのコーナーで綿矢りささんが紹介したんですね! 

 

2014年3月29日のBOOK|TBSテレビ:王様のブランチ

 

綿矢りささんのオススメ漫画・本

私としては、東村アキコさんの『かくかくしかじか』の紹介がかなりツボでした。

この漫画いいですよね。自伝的内容で、宮崎弁が楽しい。「絵を描くことが好き」というだけで美大を受験する青春。宮崎の人たちはほんとうに優しい。(先生はスパルタですが、でも優しい)

現在からの振り返りモノローグが泣けます。通帳のシーンとかね…。連載中なので、続きが気になってます。

かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)

かくかくしかじか 1 (愛蔵版コミックス)

 

 

綿矢りささんが紹介していたカポーティは、こちら。短編集です。

誕生日の子どもたち (文春文庫)

誕生日の子どもたち (文春文庫)

 

内容(「BOOK」データベースより)
「私が泣くのは大人になりすぎたからだよ」。かつて悪意の存在を知らず、傷つけ傷つくことから遠く隔たっていた世界へカポーティは幾度となく立ち返ろうとした。たとえその扉はすでに閉ざされていようとも。

 

母親がきっと 消費税増税前に買ったと思うので、今度貸してもらいます。楽しみ!

 

綿矢りささんは本当に村上春樹好きですね。去年の年末もNHKの番組で春樹特集に出てました。熱く語ってました。面白かったのでDVDに焼こうと思って録画を保存してあります。

  

Ceron.jp - 世界が読む村上春樹 ~境界を越える文学~ | NHK注目番組ナビ! | NHKオンライン

 

 

カポーティ&村上春樹といえば、『ティファニーで朝食を』も有名です。綿矢さんも言ってましたが、文章がきれいなのがカポーティの描写と合ってます(正直言うと、サリンジャーよりも向いてると思う…)。

ティファニーで朝食を (新潮文庫)

ティファニーで朝食を (新潮文庫)

  

綿矢りさ作品でおすすめ 

私が綿矢りさ作品で好きなのは、なんといっても『ひらいて』。

ひらいて

ひらいて

芥川賞受賞作品である『蹴りたい背中』同様、高校生が主人公ですが、普通の恋愛じゃなくて三角関係?好きな人の彼女になぜかレズを仕掛ける主人公の偏屈・偏愛っぷりが面白くて、文字通りに「ひらいた」疾走感ある終わり方がすごくいいのです。

 

 

最近の作品ではこの短編集も良かったです。綿矢さんが変わった女性を描くと、どこまでも生き生きしますね。

綿矢さんは見た目はあんなにきれいなのに…変な題名です。

でも表題作「憤死」がよかった!さくっと読んでみたい方にはこちらをオススメします!

憤死

憤死

 

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