U-NEXT見放題にはマニアックな映画がある説
前回の続きです。暇な時間が多くありそうな時期があったので、U-NEXTにまた1ヶ月入ってみました。
今回は狙って、見放題作品の中から「Amazonプライムでは無料になっていない作品」を中心に観ました!
(『わたしは、ダニエル・ブレイク』も観たけどAmazonプライム無料にもあるよ、よかった)
(『ミッドサマー』はもらってたポイントを使って観た、怖かった)
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 』観た。懐かしい話だけど現代風な切り口なので、ちょっと新鮮。四姉妹みんな善人!という描き方ではないところが好感。ローリーは器が足らんかったね…。叔母がよかった。ラストは妥協「させられた」けどしていないところが素敵だった。
— きまや (@kimaya4125) 2021年1月27日
去年のベスト10に選ぶ人が多かった、とても評判がよかった印象。若草物語なつかしい。本でいうと「続」までの内容。ちょっと視点が変わっても色褪せない。
映画『レディーバード』の監督&主人公の役者さん!
ローリーはもう少しおおらかにというか、あれじゃ駄目だ…。でもそれを拾う人もちゃんといるからね!(姉妹間に)
やっぱりジョーがよかったんですが、ベスも良い子でね。でもエイミーもメグも葛藤はしている。どの方向で突き詰めるか、なんですよ!
漫画がいい人は、これがいいですよ。2016年にkindle化されていました、びっくりです。
ビール・ストリートの恋人たち
映画『ビール・ストリートの恋人たち』観た。ムーンライトの監督。70年代NYのエグい人種差別。ひどい。恋人の話なんだけど社会派で、描くこと描かないことがハッキリしている硬派。ラブストーリー部分は夢のよう(堅実と挑戦)なので落差が激しい。「たち」なんだろうね。
— きまや (@kimaya4125) 2021年1月20日
現代の理不尽モノ。
トラスト・ミー
映画『トラスト・ミー』観た。90年の米映画。2つの家族どちらも毒親だ、と思うけど理由のあるタイプだからそんなに底無しにはおかしくない(と思う)。そこから2人がどう抜けるのかの混乱すごいね。え、これは終わり方の意味わからなかった、笑
— きまや (@kimaya4125) 2021年2月2日
ジェーン・スーさんがTwitterで褒めていらしたので観た。ちょっと古いタイプの単館系で、歪んだ家族をユーモラスに。
メランコリア
映画『メランコリア』観た。第一部と第二部で印象が違うのでびっくする。第一部みたいなのって見るにはいいけどしたくないやつで、第二部は人間の本質が問われる『地上最後の刑事』の数時間パターン・姉妹版だった。余裕がある方が病むのかもしれないね…。甥っ子かわいい。
— きまや (@kimaya4125) 2021年2月4日
第一部は、夢の結実!に忍び寄る影。。。第二部の姉妹関係よかった(私には姉がいます。おねーちゃん読んでる~?!)
映画にするなら数時間にした方が観やすいんだろう、と思います。ミステリなら半年です。
ソフィア・コッポラ作品によく出演している人だった!
ルル・オン・ザ・ブリッジ
映画『ルル・オン・ザ・ブリッジ』観た。ファンタジー強めロマンス。尋問?の意味が分からないしラストは驚くし光に照らされまくるし、オースターやりたい放題でいいね!NYはいつも楽しそうだけど人は闇を抱えているのだ…オースターめ…。
— きまや (@kimaya4125) 2021年2月14日
ここから邦画。
ノン子36歳(家事手伝い)
映画『ノン子36歳(家事手伝い)』観た。コメディ?田舎町の実家でただダラけまくる坂井真紀、転がり込んでくる若くて今と別人みたいな星野源。破壊とひよこのカタルシスっぷりが並べてあって興味深い。同じくらい。
— きまや (@kimaya4125) 2021年2月10日
星野源がヒョロヒョロでした。 DVDのジャケが良い。
12人の優しい日本人
映画『12人の優しい日本人』観た。去年zoom劇で観たやつ、役者さんが変わっても印象はさほど変わらず、でもだいたい忘れていたので楽しく観れた。それにしても本家を観ていないな。
— きまや (@kimaya4125) 2021年2月11日
夜空はいつでも最高密度の青色だ
映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』観た。現代の東京の群像劇。暗く始まったけど後半のびやかになった。終わっちゃうんだよねー…でも何もなくなるわけじゃない、から…がんばれ…。原作読んでなかったかも。
— きまや (@kimaya4125) 2021年1月29日
ハナレイ・ベイ
映画『ハナレイ・ベイ』観た。サーフィンで亡くなった息子の事故現場に10年通う母の話。原作と違うのは手形のこと、それに従って話す人が途中で変わるところ。あと虹郎くんの出番を増やすために変えていて、特にそこらへんよかった。ハワイの自然風景が綺麗だった、大画面で観たらたぶんもっと良い。
— きまや (@kimaya4125) 2021年1月15日
村上虹郎くんは、存在感がとても強い人ですね。
『ハナレイ・ベイ』の原作はこちらの短編集に収録されています。ちょっと変えてきてる。
オーバー・フェンス
映画『オーバー・フェンス』観た。退廃的ダラダラ無職中年オダギリジョーがトラウマ語り出したとたん蒼井優に切り捨てられた場面がよかった。まさに。役者が豪華な佐藤泰志作品、短い夏に鬱屈をする。乱闘をするな、球技をしましょう。ぶっ壊し/ぶっ壊れの群像劇でもあった。
— きまや (@kimaya4125) 2021年2月15日
ここ数年言い続けていますが、佐藤泰志がいい!!!
映像化作品、すべてアタリですね。
今、順位をつけるとしたら『オーバー・フェンス』、『きみの鳥はうたえる』、『そこのみにて光り輝く』の順ですけど、『きみの~』と『そこのみ~』は原作で微妙なところがあるわりに映像化で盛り返しすぎ!
絶妙に暗い邦画が好きな人は、ぜひ佐藤泰志を。『オーバー・フェンス』以外はプライム無料に今でもありますね。
やっぱりAmazonプライム・ビデオとはラインナップが違うので、たまに課金先を変えると気分も変わってよかったです。
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