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きまやのきまま屋

日常、本、映画、猫のこと。主婦で趣味人のきまやがきままに書いてます。たまにライター。

二歳になったばかりの甥っ子が帰省中で私は。

私には、二歳になったばかりの甥っ子がいる。

ずいぶん前から「叔母ちゃんって呼ばれたくなかろ~?」って親と姉から囃されてきたけど、別に自分では呼ばれ方などどうということもなく、けれど最終的には誰も私を「叔母ちゃん」と呼ばないため甥っ子の呼び方は「あーちゃん」(仮名)で固定化されつつある。つまりはみんなの真似をするってことだ。そんな姉の帰省シーズン。

 

そして私は甥っ子からちょっとした便利屋扱いを受けていて、それは私と姉の力関係を考えればとても自然なことで、主に私の役目は「甥っ子がお出かけしたいけど誰も付いて来てくれない時に、玄関でドアを押して『開かないよ~』って延々と泣いてみせる」と「アンパンマンのお絵かき板に延々とバス(タイヤなし)を描き続ける」の二つに固定されつつある。

私が泣いてみせると甥っ子は慰めてくれてお出かけを忘れるし、タイヤのないバスを描くと丸いスタンプでタイヤを押してくれる。

 

アンパンマン 天才脳らくがき教室

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今日は夜まで甥っ子と遊んでいたので、寝る前のパパ(私の義兄)とのテレビ電話にも参加させてもらった。引きずり込まれたと言うべきか。

気づいたら姉が誰かと話しているのでバスを描く手を止めて見たら義兄さん(まさぴょん)がテレビに写っていて驚き、話していると「いやぁ~!あーちゃ、ばしゅ描いて~!!」と甥っ子に飛び蹴られた。

まさぴょん超笑っててお前笑い事じゃないぜって思ったけど、お盆は3日しか休めなかったから子供と一緒に帰省できずにお留守番、何をしていたかと問えば「一日中掃除をしていました」と答えるまさぴょんは、我が実家のヒーローなので文句は言えないのだ。

 

まさぴょんはそもそも、姉と交際一年で我が実家(九州)に挨拶に来てくれた堅実な人で、姉が親よりも先に引き会わせた当時二十歳の私に出会い頭に「まさぴょんって呼んでいい?」と聞かれて笑って快諾する人なのだ。

姉が10日間実家でのんびりすると言えば笑顔で送り出し、一人で働き続ける強者だ。そのまさぴょん曰く「こういう風景を見ると、きまやちゃんちと家が近かったらいいのになって思うね」だそうだけど毎日これは私がきついよ、まさぴょん?

 

まさぴょんは気づいていないけども甥っ子の元気パワーに我が実家は大変に疲弊していて、私が延々とドアを押したりバスを描いたり和室に閉じ込められて泣き真似をしたりしている(役割増えたな)時に、親は交代で昼寝をしているのですよ。お母さん去年は熱中症になりかけて倒れたし、お父さんは暇を見つけて仕事もしなきゃだし姉の帰省中こちらはサバイバルなのだ。

 

とはいえ二歳になったばかりの甥っ子の笑顔はとても可愛く、「あーちゃ!あーちゃ!」と呼ばれればどこにでもついていくのだ(親の昼寝部屋以外なら)。

 

一日遊んで自分の家に帰る。無言の猫が迎える。ゴロゴロ言ってくれるので撫で回す。抱こうとすると逃げられる。

お姉ちゃんいつまでこっちにいるんだっけ…と日にちを数えながら居間で横になると、私の体から甥っ子だか姉だか分からないけど誰かの、なんだか甘い匂いがした。

 

 

アンパンマン NEWおいかけっこアンパンマン

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