今年はほとんど音楽に興味を示さずに生きてきました。単にお金がなくてライブに行けないとか、家で仕事しなきゃとかそういう理由だったのでだいぶ寂しかったです。まあ、学生の頃に月3回くらいライブハウスに行ってたのを基準にしてはいけない。(あの頃のバンドで一番音がよかったのはWINOだけど、消えちゃった)
だから音楽の記事を書こうと思いつつも、半端なものが多かったので読まれているのは2つくらい。
「ゲスの極み乙女」ってバンド名はどうかと思ってたけど音がよかったびっくり【僕らの音楽】 - きまやのきまま屋
【音楽】くるりが私に教えてくれたこと。それは年号。 - きまやのきまま屋
2014年はゲスの極み乙女。に出会った年だと言ってしまえばそれで終わるくらいなんですが、それでも今年よく聴いていたアルバムをピックアップしておきます!
特に冒険心なく、ただただ好きなものを聴いていた感じ。去年から飽きずに聴きっぱなしのアルバムもあるので、発売は2013~2014らへんで。
女性ボーカル

- アーティスト: ガブリエル・アプリン
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: CD
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映画『ダイアナ』の主題歌になっていた『Salvation』がいいよねー、みたいな話をフォロワーさんがしていて、ガブリエル・アプリン聴いてみたらどハマりして購入。後で知ったらすごく若い人だったみたいなんだけど、作詞作曲全て自分でやっているという実力派さん。
若さからなのかなー、声にめちゃくちゃ透明感があって心地よいです。ただこういう声質の若い女の子って、数年経つと変に歌がうまくなってしまって全然別物になりがち、というのが私の持論。それはそれでいいんだけど、このアルバムのきらめきっぷりはもう二度とないのかもしれない、と思うとかなり貴重な気がしています。というわけで、主に車の中で一年以上リピってます。ジャケ可愛いし。
初期のjewelに近いかな?その辺りが好きな人にオススメ。

- アーティスト: 黒木渚
- 出版社/メーカー: ラストラム・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2014/04/02
- メディア: CD
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知らなかったんだけど福岡県出身らしい黒木渚。初期の林檎を彷彿とさせる歌い方なので、林檎が分かりやすいロックをやめてしまった(厳密には進化しているとも言う)後を継ぐのはこの人かな、と。最初はバンド組んでたけどデビュー前にソロになったんだっけ?その辺りも似てますね。
CDショップ大賞に前作『黒キ渚』が入っていて、そちらもなかなか好きです。
Coccoもだいぶ丸くなったし、最近の若いメンヘラさんはこのあたりが好きなんじゃないかな、と勝手に思ってます。
『標本箱』ではダントツで『革命』がいいかな?『あたしの心臓あげる』も、なかなか。歌詞が変わってて面白いけど、よく聴くと浅いのが好感(褒めてる)
https://itunes.apple.com/jp/album/ge-ming/id839548908?i=839548987&uo=4&at=10lqBR
男性ボーカル

- アーティスト: ゲスの極み乙女。
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2014/04/02
- メディア: CD
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はい、全然ノーマルじゃない人たちがこんなアルバム出しました。この後にもう一枚『魅力がすごいよ』を出してるけど、私がよく聴いてるのはこちら。
『パラレルスペック』のリフがカッコいい。サビにいきなり雰囲気変わるのが天才っぽい。なんかのCM曲でしたね。
ゲスで一番好きなのは『キラーボール』なんですけどね。あの不穏さがゾクゾクします。こちらは『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』に入ってます。ランランララン、ランランララン!
前のアルバムの方が何かと変なので、遡って聴いてみるのも一興かと。
「餅食いたい〜!」とか絶叫してますし。

- アーティスト: それでも世界が続くなら
- 出版社/メーカー: Nippon Crown =music=
- 発売日: 2014/07/02
- メディア: CD
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バンド名とアルバム名を続けて読みたい。『僕は君に武器を渡したい』 、『明日は君に会いに行くから』、に続く3作目。
『水たまりの成分』という曲が好きです。暗いけども。この暗さに救われることも多々ある。メンタル弱い男性は聴くべきです!
君が笑うと僕は嬉しいよ。誰かが泣いても気にならないくらい。
水たまりを踏みつけて遊ぼう。傘をさしたら迎えに行くから。
声がベタっとしていてクセになるんですよね。で、メンバーみんながブランキーファンとのことで、ちょっとギターの雰囲気がたまにベンジーっぽい気がします。伸びるところとか。
その他にも名曲たくさん。なんでamazarashiは売れたのにそれでも世界が続くならが売れないのか、不思議すぎます。

- アーティスト: Alfred Beach Sandal
- 出版社/メーカー: ABS Broadcasting
- 発売日: 2013/12/04
- メディア: CD
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今年の夏はずっとこちら聴いてました。夏向けアルバムだと思います。まだインディーズなのかな?
『モノポリー』が特にいい。モラトリアム全開でフワフワできます。次のフレーズなんて、(チェコ好き)さんが好きそう。
人生なんて、優雅な暇つぶし

- アーティスト: FoZZtone
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2013/06/05
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こちらは私には珍しく明るい曲が多いアルバム。ゆるめだけどノレる、音がいいバンド。更には構成が素晴らしいので、一枚通して聴くと盛り上がります!
表題作がオススメ。11秒目からぐいーんときます。
そして『シャングリラ』が歌詞がいい!
一生分の夏を輝くために、南の島に、独立国家を作りましょう〜。

TESLA doesn’t know how to cry.
- アーティスト: テスラは泣かない。,村上学
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/06/25
- メディア: CD
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テスラは泣かない。がついにメジャーデビューしましたよー!デビュー自体は前作『Anderson』だった気もします。クラムボンのミトさんがプロデュースしてます。
こちらもちょっと不穏めな音色のバンド。このアルバムにはインディーズ時代の名曲もたくさん入ってて(再録?)音が良くなっててお得です。嬉しい。
私は昔から『Arc』が好きです。激しめの『パルモア』もいいよね。カッコいいと評判なのは『my world is not yours』なのかな。
キーボードの女性がコーラスもやってるので、ゲスが好きな人に聴いてほしいバンド。系統は違うけど良いですよ。
この曲もかっこいい。ベーシストさんの動きが変です。
https://itunes.apple.com/jp/album/arc/id885435745?i=885435761&uo=4&at=10lqBR

- アーティスト: THEラブ人間
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2013/04/03
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THEラブ人間の進化っぷりには震撼するしかないのです。 『これはもう青春じゃないか』でも度肝を抜かれたけど、このアルバムほんと頭おかしい(褒めてる)
ラップっぽい『犬の一生』からラスト『体は冷たく、心臓は燃えている』のバイオリンのメロディーまでの流れが素晴らしい。赤裸々すぎる歌詞に体が震えます。叫ぶように歌う人。
「何もないし何もないし、何もかもいらないよ」なんて君は言うのなら、生きることは諦めましょう。
「何もない、何もない、何もかもいらないよ」なんて君は言うのなら、今すぐ殺してあげるよ。

- アーティスト: People In The Box
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 2014/08/06
- メディア: CD
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最近やっぱり一番好きなバンド。 初めて聴いた時の衝撃を記事に書いてます。
好きなバンドの新曲がよくって夜中に泣いた - きまやのきまま屋

- アーティスト: 米津玄師
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・シグマ
- 発売日: 2014/04/23
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最後に米津玄師さん。たまに本人がやっているツイキャスもけっこう聴いています。
最近このアルバムから「アイネクライネ」を挙げる人が多いような気がしますが、私は先行シングルだった「サンタマリア」も好きで、リピートリピート。
何も言わないさ。惑うだけの言葉で満たすくらいなら。様々な幸せを砕いて祈り疲れ、ようやくあなたに会えたのだから。
手を繋ごう。意味なんかなくたって。
https://itunes.apple.com/jp/album/santamaria/id632010845?i=632011255&uo=4&at=10lqBR
という感じで、少ないながらも好きな音楽ばかりに囲まれていた一年でした。
来年はちょっと新しいのも開拓したいところですが、まずとりあえずtacicaのライブに行きたいです。
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