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きまやのきまま屋

日常、本、映画、猫のこと。主婦で趣味人のきまやがきままに書いてます。たまにライター。

亀山早苗さんのルポルタージュ2冊ご紹介。婚外恋愛に注意です。

読書 結婚

亀山早苗さんのルポルタージュ

2冊読んだので並べてご紹介したいと思います。

どちらも濃くて面白かったです。

そもそも亀山早苗さんは、男女間の色々な機微についての著作の多い方。

Wikipediaより。

亀山 早苗(かめやま さなえ、女性、1960年- )は、日本のフリーライター。東京都出身。明治大学文学部卒業後、フリーランスライターとして活動を始める。

夫婦間、恋人間のパートナーシップに関する著作が多い。女性の立場から、男女間のこまやかなコミュニケーションのひとつとしてセックスを重要視する。

熊本県のゆるキャラ『くまモン』が大好きで、『くまモン命!』という、著書とはかけ離れた一面を持っている。

 

最後の一文がちょっと分からないんですが…(笑)、たくさん著作があって中でも「不倫モノ」のルポルタージュが評判になっていたので、読んでみました。

不倫や婚外恋愛を不愉快に感じる方は、この先は読まないことをおすすめします。

(今「こんがい」ってタイピングしたらすぐに「婚外恋愛」って候補が出てきてびっくりしました)

 

 

まず、女性目線のこちら。

女の残り時間―ときめきは突然、やってくる (中公文庫)

女の残り時間―ときめきは突然、やってくる (中公文庫)

 

 

ガツンとくる題名ですね…!

どういう内容かというと、

Amazon「内容データベース」より

ごく普通に結婚し、子どもを育て、気がつけば40代。そんな普通の主婦が、再び「女」に目覚める時とは?悩みを口に出せず「女としての部分」に不安を抱く女性たちの迷いと戸惑い。男女の機微を描くことに定評のある著者が描き出す、夫には知られたくない、妻には読ませたくない「彼女たち」の現実。
 
40代女性の話ということで私にはちょっと早かったですが、なかなか興味深かったです。
様々な環境や理由から夫以外の人に恋をした40代女性の、苦悩と歓びを中心としたドキュメンタリー。
 
 
こういう本を取り上げるからには「婚外恋愛ダメ、絶対!」とはここでは言わないけれど、それでも私は否定派です。
 
自分がそういう状況に置かれたら…と思っても、面倒くささが先に立つので不倫はしません。
元々あまり恋愛体質ではないので、「いつまでもときめいていたい!」という女性の気持ちはいまいちピンときません。
 
 
そういう私でもつい引き込まれて読んでしまったのは、やっぱり、「残り時間」を気にした時の女性の切実さや本気さを決して笑えないからだと思います。
ただ愚かだと、断じることもできません。
 
またそれを嫌味なく、でもかなり赤裸々に書いてしまう亀山早苗さんの立ち位置のおかげもあって、ドロドロしすぎず読みやすいです。
内容はかなりドロドロ&アダルト注意ですが。
 
いやまあ、夫がいるのに他の男性を好きになるなんて愚かと言えば愚かなんですけども。悩ましい。
お子さんがいるパターンも多く、子どもの気持ちを考えないのか母親なのに一体どういうつもりなんだ、と憤ってしまう私もいるのですが、この切実さは胸に迫ります。
だって「残り時間」とか言われたらさー、考えちゃうよねー、と。
 
 
恋に落ちるのに年齢は関係ないどころか、その年齢だから色々あるんですよね!分かります!って言っちゃいそう。実際分かる気がする描写も多かったです。
 
女性側のこういう話がドキュメンタリーで外に出ることはあまりないと思うので、興味があればぜひ一読を。
赤裸々すぎてアレかもしれませんけど。
 
 
 
そして、男性目線のこちら。
妻と恋人 - おぼれる男たちの物語 (2011-09-22T00:00:00.000)

妻と恋人 - おぼれる男たちの物語 (2011-09-22T00:00:00.000)

 

 

こちらは仕事、家庭両方で責任を負う立場にいる40代男性が、それでも新しい女性にのめり込んでいく様子が何パターンも書かれています。
 
男性ならではの視点もあって、ふむふむと読みました。
 
男性側はリアルに恋をしているケースもあれば、貢がされただけのケース、それって美人局にあったんじゃ…というケースなど多彩でした。
ケース・バイ・ケースで許しちゃいそうです(許せない女性の方が多いと思いますけど)
 
Amazonの内容紹介にも出ていますが、この中の「大事なのは妻だけど、愛しているのはキミだよ」っていう台詞が秀逸ですね!
どっちの立場(妻と愛人)で聞いてもなんかあんまり嬉しくない!
 
理論的なはずの男性がそういう支離滅裂なことを真面目にのたまってしまうくらい、恋に狂うことがあるんですね。
 
 
男女関係っていくつになっても難しいな、としみじみ思います。
リタイアした気分でいちゃいけないのかもしれません。
ロマンと言えばロマンですし。(男性目線の方は、男性にとってはかなりロマンだと思います。幸せかどうかは分からないですけど。)
 
 
どちらの立場であれこういう状況に陥ることは避けたいと思いますが、両方併せて読んでみて腑に落ちる面もあり、今現在もし色々と悩んでいる人がいれば、読んでみたらいいんじゃないかなぁと思います。
 
そもそもあまり表には出てこない話題なので、こういう本を求めている層も存在するかな?と思って、ご紹介でした。
 
きまやでした。
 
 
余談ですが、この本でも結婚観変わります。
この世の全部を敵に回して (小学館文庫)

この世の全部を敵に回して (小学館文庫)

 

 

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