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本屋大賞発表されますね
USTREAMで中継があるようです。今夜7時から!夕飯作りながら見れるかな?
本日4月8日は2014年本屋大賞発表会です。夜7時から生中継します! (live at http://t.co/OhMYG0vTVs) #hontai
— 本屋大賞 (@hontai) 2014年4月8日
ノミネート作品
個人的な予想としては、『ランチのアッコちゃん』がいい線いくかなと思っていますが、本屋大賞については予想が当たったことがないので…。
読みやすかったし、柚木さんは最近勢いがあるし、働く人におすすめしたい作品だと思います。
新刊『その手をにぎりたい』はバブル世代の人におすすめですね。
読みやすさで言えば青春ものなら『島はぼくらと』、ミステリなら『教場』です。
感動するといえば『想像ラジオ』と『昨夜のカレー、明日のパン』。その他はエンタメ?
全部は読んでいないので難しいですが、『村上海賊の娘』も上位に行きそう。
本屋大賞については海堂尊さんが色々と発言されていて、ちょっと話題になっていますね。
海堂さんは本屋大賞にものすごく不満があるというより、キャッチコピーに問題があると指摘している&賞の行く末(他にもたらす悪影響)が心配である、ということのようです。
自由を滅ぼすのは常に、非寛容と独善である。 | 海堂尊公式ホームページ
一部抜粋しますね。
① 私は本屋大賞は嫌いだが、否定はしない。むしろ面白い試みだと思っている。② 書店が「本屋さんが一番売りたい本」というキャッチコピーを公然と使うのを見ると作家として不愉快だし、書店の本道にも外れることなので変えて欲しい。③ たとえ面白い企画でも、長期的に展開されると変質し、悪影響の方が大きくなる。(海堂尊公式ホームページより)
以前も書きましたが、私は「書店や本は注目されてこそなので、賞があること自体はいいと思う派」です。
なので、海堂さんも「本屋大賞を否定しているわけではない・面白い試みだと思っている」ということにちょっと安心しつつ、公式ホームページの「本屋大賞が書店を潰す」という理論は怖いなと思います。でも、現実に起こりうる話だと思います。
そもそも「1位はどれだ?」というよりも、「この本にそんなに得票があったとは」と楽しむ賞です(私にとっては)。
そういう意味では、ノミネート作品10作が発表された時点で本屋大賞の醍醐味は終わっています^^; が、やっぱりノミネートされた作家さんたちは1位になったら嬉しいものかな?とも思うので、応援している作家さんがいい線いくと嬉しいです。
※ランキングの是非については色々な議論があるようで、以前ブログにも書きました。→本屋好きの海堂尊(「チーム・バチスタの栄光」の作家)さんが、どうして本屋大賞は嫌いなのか。 - きまやのきまま屋
※それよりも私は昨日飛び込んできたニュース「大江健三郎賞が今年で終わり」というのがショックで仕方ないのです。悲しい。→【文学賞】大江健三郎賞終了のお知らせ - きまやのきまま屋
きまやでした。
(追記:順位発表されました! → 本屋大賞)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140408/k10013595351000.html