- 王様のブランチには「人気作家サミット」っていう人気?企画があってだな
- 作家が紹介した本
- 島本理生からのオススメ
- 西加奈子からのオススメ
- 村田沙耶香からのオススメ
- 朝井リョウからのオススメ
- 次回も楽しみにしています
王様のブランチには「人気作家サミット」っていう人気?企画があってだな
土曜の朝からバラエティを流しているテレビ番組「王様のブランチ」、数年前から本コーナーの時間が移動したので、録画して見ることもせずにいたら、なんだか出演者に芸人さんが増えてるね。
ところで、人気作家サミットってご存じですか?
こちらが、2014年に放送された分についての記事です。
記事を書き損ねましたが、2017年にも放送されてましたね、そして。
2019年1月に、またコーナー復活!
【1/12(土)午前の部】
— 王様のブランチ (@brunch_TBS) 2019年1月9日
お待たせしました!BOOKコーナー不定期企画、人気作家サミット開催します!!#朝井リョウ さん #島本理生 さん #西加奈子 さん #村田沙耶香 さんが推しの本を語り合う!#王様のブランチ#人気作家サミット pic.twitter.com/y49UTnvf8y
不定期すぎる企画なので、もしかしたら人気がないのかもしれない…私はとても盛り上がるんですけどね!
今回はメンバーが替わって、まさかの島本理生が登場しています。旬ですしね!
中村文則は消えてしまった(忙しいのかもね?!)
※同じメンバーでの、2/9放送の第二回については、こちら。
作家が紹介した本
「2018年、印象に残った本」ということで、作家さんがそれぞれ一冊ずつ紹介してくださいました!
半分は読んだことがありましたが、意外なセレクションに感じて驚いたり。
島本理生からのオススメ
米澤さんが年末に出した新作!まだ読んでない!
えっと、古典部シリーズでも小市民シリーズでもなくて、高校生モノ。新シリーズ?かな?
男子高校生の図書室探偵モノ、とAmazonに書いてあります。
島本理生が食いつくってことは、それはもう、単純な青春モノでは決してないよね…って米澤穂信だから当たり前か。
朝井リョウも食いついてましたね。読みます。
島本理生が話してる時の朝井リョウのシラーっと感、からの意気投合(笑)
— きまや (@kimaya4125) 2019年1月12日
【関連記事】
盆だ!『満願』だ! 第1夜は「万灯」だよ(14日から三夜連続) - きまやのきまま屋
その後、対談を実現させていました、びっくり。やっぱり直木賞獲ってよかったよなぁりおたん…!たまにファッション誌でも拝見してます…!米澤穂信に並べるとは、ファン感無量です。
【本日更新】#米澤穂信 さん『#本と鍵の季節』特設サイトに、#島本理生 さんと #米澤穂信 さんの対談がアップされました!
— 集英社文芸書 (@shueisha_bungei) 2019年2月8日
→https://t.co/a98RRkwk7k
本と鍵の季節|米澤穂信|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー https://t.co/QF7vxnR6Qx
西加奈子からのオススメ
西さんがアリ・スミスを読んでいる!素敵!
この本、作りが面白いんですよ。流通している本に2パターンあるの。先に現代の話があるか、先に古代の話があるか、運次第なの。
仕掛けについて、翻訳者さんがツイートされています。
@shambhalian: アリ・スミスさんの『両方になる』。訳者あとがきで「ここには書けない」と中途半端な言い方をした仕掛けについて、もやもやした読了者の方がネットで情報を探せるよう、説明した文章にリンクを張っておきます。小冊子の36頁あたりです。www.shinchosha.co.jp/crest/pdf/20th…
「両方になる」というタイトルは、深い…と唸りました。男にも女にもなり、光にも闇にもなる。母でもあって娘でもある。生きて死ぬ。
そして文章が詩的でね。水たまりの輪っかの描写とか良すぎて目眩がしました。
少し古典感があるので、外国文学の古典が好きな人にオススメ。現代ものの方がよければ、次!
村田沙耶香からのオススメ
村田さんがミランダジュライが好きって、分かる…。
私こちらあまりノレなかったんですよね、面白いんだけどはちゃめちゃすぎるというか、身も蓋もない苦しい!ってなって。ちょっとアラフォー独身にはつらいものがある…とか言いつつ一気読みしたんですけど。
ただ、終わり方が絶妙にいい。
展開が怒濤でありながら、意外と本人はマイペースな面をしっかり持っているし、誰もが好きなことをしている。その伸び伸びっぷりと、思惑が外れたときの他人との衝突っぷりがすごい。
そして終わり方が絶妙にいい。
ところで、「日本におけるミランダ・ジュライはクレイジー沙耶香なのか本谷有希子なのか問題」にだれか終止符を打ってほしい。
まだ不明って感じでしょうか…。
英語の解説だとめっちゃミランダ・ジュライっぽい。ミランダ・ジュライみ溢れてる。 https://t.co/J3rbnvaeFj
— きまや (@kimaya4125) 2019年1月8日
朝井リョウからのオススメ
窪美澄きたー。『ふがいない僕は空を見た』の作家さんです。
朝井リョウは4年前はクレイジー沙耶香を激推していましたが、本人がその場にいるから推しにくいのかも…と邪推しながら見ました。そこはアナタは『地球星人』だろう、と。
でも、窪さんいいよね確かに。私は死ぬほど暗い『さよなら、ニルヴァーナ』か、アラサー結婚問題『やめるときも、すこやかなるときも』が好きです。
新刊『じっと手を見る』は、未読。働く若者たちの仕事と恋愛、みたいな感じだと捉えています。『雨のなまえ』みたいな…?
読んでみたいけど、Amazonで在庫無しじゃない? 朝井リョウ効果?(発行部数少なかったのかしら、とか…)
次回も楽しみにしています
きっと第2弾、第3弾もある…!
— 瀧井朝世 (@asayotakii) 2019年1月12日
待ちます!
ありました!
【関連記事】