このあいだ寄稿をしました!
ハードボイルド七夕。
きまやさん( @kimaya4125 )の文章、アライヨウコさん( @curryouko )のイラスト、実力のあるお二人の才能の相乗効果をお楽しみください。
— シンタロヲフレッシュ (@shintarowfresh) 2019年7月6日
ハードボイルドでなければ、生きていけない。 https://t.co/Xh6g4taKjE
私の中では「ブロネクの人」であるところのシンタロヲフレッシュ (@shintarowfresh) さんのブログ prasm で書いて遊ばせていただきました。
ブロネク全部見た勢としては、感慨深いものがあります!
あと、文章を送ったらこんな素敵なイラストがついて帰ってきて感動しました。待って、このイラストかっこいいと可愛いが絶妙じゃない?色使いも好き。
しかし、酔ってないのに変なことばかり書いてしまう自分にびっくりします。
リアル知人が感想を言ってくれましたが、何の話をしているのかちょっと分からなかった。なにそれ?と思って聞いていたら私の書いた文章の話だった。なにそれ?
少し前にライターさんとお話していて気がついたんですけど、私、自分が何書いたのかわりと忘れるタイプです。
そして色々なところで、けっこうな頻度で『64』を推している。
さて、この話には続きがあって、ガッツリ本の話なので自分のブログに戻ってきました!
チャンドラー読むなら何から読む?
春樹おじさんが新訳をやり遂げてくれたのが2017年。10年かかっててすごい。
チャンドラリアンではないけど、マーロウが好きなんです。
さあ、読みましょう。でもどれから読んだらいいの?という話。
大いなる眠り
いわゆる第一作。シリーズの始まりと言いつつしれーっと始まってすぐにもうマーロウの世界。
とち狂っている人の描写がけっこう好きです。小さな謎が次の謎を呼び、気が付けばだいぶこんがらがってしまう感じ。
ゆっくり読み返し中なんですけど、ゆっくり読んでると何が何だか分からなくなってしまって…うん、また読もう。
ロング・グッドバイ
代表作ですね。単行本が出た時から、旧訳と読み比べする人続出でしたが(私の周辺で)、若いころに読んだ物を超えるのは難しい。
ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)
- 作者: レイモンド・チャンドラー,村上春樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/09/09
- メディア: 文庫
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春樹訳単行本の、訳者あとがきの読みごたえ!文庫は持ってないんだけどどうなってます?
フィッツジェラルド『華麗なるギャツビー』が好きな人は好きなやつね。こういうのちょいちょいあるなぁ。
ちなみに古い文章が好きな人は清水俊二訳『長いお別れ』でぜんぜんイケます。
なんか少し省かれている部分があるらしいんです清水訳。ただ、その分スピード感がいいし別に違和感を持ったことはないし、古い文章の雰囲気いいわ…ってしみじみ味わえます。
『ロング・グッドバイ』だと「長い…!」感が出てません?単行本は、『アンダーグラウンド』と同じくらいの分厚さ。
ということで、2選でした
せめて3選にしようと思ったんだけど、何から読むか?となると、このどちらかしかない気がしています。
でも、シリーズの最初から読むか代表作から読むか、って考えるとつまらない!異論があったら教えてほしいです。
『さよなら、愛しい人』と『水底の女』も好き。『さよなら〜』から読むのはアリ…?(『水底〜』から読むのはナシ)
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